1.8MHz アンテナの準備 | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

以前にも書きましたが1.8MHz用3/4λ Folded Dipoleを上げようと目論んでいます。

全長120mなのでうまく上がるかどうか(もう少し短いと思う)、ダメもとでやってみます。

 

エレメントや給電部は用意しています。

後は擁壁が完成したのでそこに上げるパイプの準備です。

 

私はアルミパイプを利用しています。

高いのや安いの色々ですが、姫路にある神和金属という会社でアルミパイプを買っています。

20年以上前は144MHzや430MHzの八木を作っていたのでよく利用していました。

最近はあまり買っていませんが電話したら覚えてくれていました。

 

パイプが入荷したと連絡があったので出かけていきました。

本当に偶然なのですが国道29号線に出る手前、追分の信号で止まったら神和金属のトラックが走っていました。

このまま付いていってもよかったのですが、先に済ます用事があったのでお別れしました。

 

 

小さい会社なんですが本当に親切に対応してくれます。

午前中に注文を入れておけば大抵翌日入っています。

 

 

小屋に持って帰ってきました。

左側に立っているポールが同じものです。

これは3.5MHzの3/4λ F/Dの給電部です。

 

今回は給電部は屋根に立っているポールに(フジインダストリー製)に給電部を取り付けて、両端を買ってきたアルミパイプにする予定です。

 

 

個人ですのでたいした道具は持っていません。

ポールをつないだり、先端に滑車を取り付けるための穴を開ける必要があります。

昔は大雑把にこの辺だろう…位で穴を開けていたのですが、大抵中心がずれてしまいます。

 

あまりこのような方法でアンテナを上げる人はいないでしょうが、参考のために私の穴あけの方法を書いておきます。

 

 

まず滑車を取り付ける穴です。

45φ 2tのアルミパイプです。

 

どこのホームセンターでも売っているアルミのCチャンを使います。

 

アルミパイプとCチャンをピタリとくっつけます。

 

そうすればパイプの表面にまっすぐな線を引くことができます。

いつも使う定規だとうまく線が引けません。

 

端から20mmのところにM8のネジを取り付ける予定です。

反対側にも穴を開ける必要があります。

いい加減に開けてもいいのですが大抵中心がずれます。

 

それで使うのが養生テープです。パイプに1周巻き付けます。

少しだけずらすのがミソです。

 

巻いたらテープにマジックで印をつけます。

巻はじめと巻き終わり2か所です。

 

養生テープを取り外して2つに折ります。

 

折った折り目のところにマジックで印をつけます。

ちょうど半分のところになります。

 

巻はじめの印を線のところに合わせてもう1度養生テープをパイプに巻きます。

 

反対側ですが養生テープのところが真裏ということになります。

きちっとした場所ではないのですが、大きくずれることはありません。

 

同じようにアルミのCチャンを使って線を引きます。

 

 

端から20mmのところに印をつけてやれば墨付けは完成です。

 

同じようにボルト止め用の穴の墨付けもしておきました。

 

因みに価格ですが6063材のアルミパイプの価格です。

定額ではなくアルミの重さでの販売です。

4本で18,021円でした。

 

パイプには引き抜き管と押し出し管があります。

どちらが高かったかは忘れましたが注文の時”安い方”といえば十分です。

 

竹という方も結構いらっしゃいますが、アルミパイプは1度立てたら腐りません。

 

 

たいした資料ではありませんがご参考まで