
調べてみると今、出品している給電部はインピーダンスが高めなので出来るかもしれないので挑戦してみました。

測定用の同軸ケーブルのチェックです。
インピーダンスを測るには給電部直下か、1/2λの整数倍の同軸ケーブルを使います。
14MHz専用の調整同軸はもったいないので7MHz用を流用します。
1/2λ の整数倍のチェックは同軸を短絡させてインピーダンスを測ります。
余談ですが1/4λは同軸の先端を開放して測ります。

巻き数が可変できるようにダボ用の穴を数箇所開けています。
ダボが無いとエレメントを張った時コイルが張力で外れてしまいます。

エレメントがフルサイズの場合このようなインピーダンスを示していました。
50Ωよりも高めです。
コイルを入れてエレメントを短くしていくとインピーダンスが下がってくるんです。・

1/2以上短縮しないと駄目です。
給電部より4mのところにコイルを入れて10回巻いてみました。
数値はいいのですが、エレメント長は7m20です。
給電部から4mのところにコイルを入れるとインピーダンスが下がりすぎるようです。

完全に下がりすぎました。
この時のエレメント長は6m40です。

給電部から5mのところにコイルを持ってきて測定しました。
これが限度ですね。
エレメント長 約6m10です。
フルサイズで11mくらいですから健闘しました。
給電部を含めた全長は6m40でした。
もっとインピーダンスの高い給電部を作ればいいのでしょうが、作り始めが移動用ですから、短縮エレメントも使用できると言うことです。
本格的に短縮用給電部を作る予定はありません。