Zepp Type の製作 3.5MHz 短縮タイプ | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

イメージ 1オークションに3.5MHz~50MHz迄のZepp Typeの給電部を出品しています。

”3.5MHzの短縮タイプは無いのか?”という問い合わせを時々いただいてはおりました。

とりあえず作ってみました。
イメージ 2格好は同じです。

現行の3.5MHzの給電部のインピーダンスはほぼ50Ωを示しています。
コイルを入れるとインピーダンスが下がっていくので前もって下がるのを見越して50Ωよりインピーダンスが高い給電部を作りました。


イメージ 3下のコメントの字が見にくいのですが、フルサイズのエレメントを張った場合インピーダンスは75Ω位を示しています。
目論見どおりです。











イメージ 4そのときのSWRは1.7くらい

これはエレメントが40mの時の値です。
今からコイルを巻いて行きます。











イメージ 5エレメントの中央部分に印をつけておきました。
給電部分から約20mのところにコイルを入れるつもりです。





イメージ 660mmの雨樋を利用して巻いて行きます。
コイルは新たに作るのではなく、エレメントを巻いてコイルにしていきます
これで20回巻きました。



イメージ 7インピーダンスは65Ω位になりました。
未だエレメントの全長が長いのでもう少しコイルを巻いてみます。











イメージ 8
コイルを30回巻きました。
SWRは1.4くらいです。













イメージ 9その時のインピーダンス。
60Ω強。














イメージ 10
コイル35回巻き。
う~んあんまり変わらんか?













イメージ 11コイルの位置を2mほど給電部寄りに移しました。
SWRは1.2くらい。






イメージ 12
その時のインピーダンスは55Ω程度。

もう少しインピーダンスが低い給電部を作ったほうが良いのでしょうが、コンデンサの手持ちの種類もあるしれ位にしといたるわ。

ただ、帯域は狭い。







後でエレメントの全長を測ったら23.7mでした。
約16mエレメント長を短くすることが出来ました。
給電部からコイルまでの長さは17.65m・・コイルの長さ0.08m・・でした。

オークションに出しても良いですけど給電部の種類が増えるので面倒だ・・・・・と言う気もします。

本日は測定にクラニシのアナライザーを使いましたが、MFJは修理中です。
一度にSWRとインピーダンスが読めるMFJのほうがこういう調整には便利です。
再度MFJを使って測定してみます。

3.5MHz 短縮型のZepp に興味がある方は連絡ください。
jk3qbu  @   yahoo.co.jp    か jk3qbu   @   jarl.com  です。