Zepp 7MHz 給電部の見直し | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

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今作っている7MHz Zeppの給電部ですがいかにもズングリ・ムックリしていて少し不細工です。
もう少し細くならないか試作品を作ってみました。
 
それに先立ち今のコイルのインダクタンスを測ってみました。
 
12.9μHでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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使っているコンデンサは39pFなので一応共振周波数を計算してみます。
計算機で簡単に出来ますがすぐ計算できるソフトがあるので便利です。
 
7.1MHzになっていますのでOKです。
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ボビンの径を小さくするので巻き数が変わってきます。
これも便利なソフトがあるのであらかじめ巻き数を予想しておきます。
数値の入力値の調整をして巻き数を求めます。
 
 
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ボビンを水道パイプのVP20からVP13に変えました。
巻き数も変えています。
 
インダクタンスを測ってみれば同じ数値12.9μHになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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今はVP20にこのコンデンサを入れています。
39pF 6.3kV耐圧です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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今回はVP13の中に入れます。
 
寸法的にギリギリです。
 
3.5MHzの給電部だとコンデンサがもう少し大きくなるので入らないでしょう。
入れるには若干の工夫がいるかもしれません。
 
 
 
 
 
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と言うわけで作って測定しました。
 
上の一番右が改良版です。
 
スリムになりましたが少し長くなりました。
 
 
 
 
 
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これが今までの給電部です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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これが改良版です。
 
シース(ケース)には水道パイプV
P25を使っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
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 偶然にせよバッチシです。
 
笑ってしまいました。
 
昔、SWRは1.0ではダメだ!
0を目指さないと!
 
と言うわけの判らないOMがいましたがこれよりSWRは下がりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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今までのもの(下)と比べました。
 
重さは同じくらいです。
 
 
未だ現行のが在庫があるので改良版を作る気は無いのですが将来は改良版にするつもりです。