![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/a1/e5/j/o1280096014438612686.jpg?caw=800)
原因は想像付くのですが、原因を確定させるべく確認作業をしました。
コイルかコンデンサかどちらかなのでコイルを入れ替えたものとコンデンサを入れ替えたものを作りました。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/02/47/j/o0960128014438612728.jpg?caw=800)
見難いですが調子が悪かった給電部のコイルのみを交換したものです。
希望の周波数でディップしています。
コンデンサは以前のを使ったのでコイルが悪さをしていたのが確認できました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/d9/26/j/o0960128014438612757.jpg?caw=800)
今度はコイルは以前のを使い、コンデンサを入れ替えました。
ディップはしていますが周波数が高いですよね。
周波数を下げるにはエレメントを長くすればいいのですが、いつも調整・測定に使っている長さでは足りないのです。
長くすれば1/2λを越えます。
コイルを巻く際、巻き数が足りなかったのが原因でしょう。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/12/3d/j/o1280096014438612795.jpg?caw=800)
それで現地で組み直し作業をしました。
このような内部公開は初めてか?
色々な周波数のものを作っていますが基本的に内部構造は同じです。
上の右側のものが、補修用に持ってきたコンデンサとコイルです。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/38/73/j/o1280096014438612841.jpg?caw=800)
おまけ画像です。
こうやってコイルが付いてます。
このコイルを交換しました。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/9c/1b/j/o1280096014438612897.jpg?caw=800)
コイルを交換して再度組み立てました。
組み立ては簡単な作業です。
ネジを取り付けるだけです。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190606/00/jk3qbu/1a/1c/j/o0960128014438612925.jpg?caw=800)
見づらいですが、ディップする周波数が下がりました。
マ、こんな具合で偶に調子が悪いのが出るのですが内部断線だったり、コイルの不具合が殆どです。
内部断線は組み立てた時簡易的に調べて分るのですが、コイルの不具合は分らないときがあります。
ですから最終チェックは1本毎に面倒ですが実際にアンテナを設置してます。
修理が終わったので、これらもオークションに出品します。
買ってね。