アンテナ整備 | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

昨日 3.5MHz SSB で大島郡与論町が出ていました。
一度交信をした事がある局でしたが、プチとか何とかと言うアワードがあるので呼んでみました。
 
結構パイルになっていたのですが、問題なかろう・・取ってくれるだろう・・ とやってみたのですが取ってくれません。
ラグチューモードの設定ですから仕方ないのでしょうか?
10w、50wそれも短縮アンテナの局に負けてしまった。
パワー計はピーク800w位出ている。・・・
アンテナが悪いのか?
最近そういえば、ハシゴ給電の蔦を取ってなかったな・・
10w、50wが正直に出しているとは思いませんが(10wの局にお前は強いと言われた事がある。当たり前だこちトラ1kだ)まさかと思いました。
確かに相手の信号はこちらには弱くは入ってましたけど。
 
イメージ 1逆光ですけど。
 
こんな調子で蔦が絡んでいます。
ポールを途中で継ぎ足しています。
 
下のパイプは6mの足場鋼管です。
それに4mのアルミパイプを継ぎ足しています。
 
アンテナ設営は一人で行ってますから、全てポールの先に滑車をつけています。
 
ここまで蔦が絡まればポールを倒す必要があります。
 
 
 
 
 
イメージ 2このポールの先端には、比較用の3.5MHzダイポールを取り付けていました。
 
使わないので取り外します。白いケースがバランになります。
 
ハシゴフィーダーはもっと下の部分に取り付けているんですが、ダイポールを取り外すのでポールを倒しました。
 
イメージ 7
エレメントを上げ下げするロープにまとわり付いた蔦です。
 
葛のつるです。
 
葛の蔓に困っています。
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
完全にポールを倒しました。
コンクリートが見えますが、これは擁壁の頂部になります。
高さは3mです。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
取り外した3.5MHz ダイポールです。
 
これもエレメントはアルミ線です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10
 
こうやってハシゴを部屋の中に引き込んでいます。(判らないか?)
 
窓の下の白いバケツは以前使っていたコモンモードフィルターです。
 
少し特殊な同軸を使った、ファラデーシールドと言う方法でコモンモードフィルターを作っていました。
すごく効果がありました。
 
今は使っていません。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 11
久しぶりに下までエレメントを下ろしたので、1枚写しておきました。
 
幅は30cmです。
ビールの空き箱と比較してください。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 12
エレメントの端部です。
 
なんと言う事は無いのですが、素材がアルミなので力が集中しないように水道のパイプを入れております。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13スペーサーの固定部分です。
 
5~6mmのグラスファイバーの棒に2mm弱の穴を開けます。
そこに1mmほどのステンレス線を入れ、1mmのアルミ線で、アルミのエレメントとステンレス線を共巻きします。
 
2m程の間隔で、スペーサーを入れているのですが、意外とこの作業は面倒です。
 
イメージ 3
ポールの固定方法です。
基本的に全て同じ方法を取っています。
 
最初に2m程の足場鋼管を地面に打ち込みます。
地面の中には打ち込むパイプと直角に短いパイプを取り付けています。
そのパイプのおかげでしっかりとしたものになっています。
 
自在金具を上下2個取り付けています。
下の金具を先に取り付けておいて、主パイプを立ち上げてから、上の金具で固定させます。私のワイヤーアンテナでしたらこれで十分です。
 
イメージ 4
ダイポールを取り外したので、フォールデッド・ダイポールの一端を少し上げました。
 
部屋へ入ってアンテナの状態を測りました。
いつもはインダクターだけで同調を取るのですがダメです。
バリコンも使って同調を取り直しました。
 
 
イメージ 5
少し手こずりましたがバッチリです。
 
このようにしておくと、後はバリL(インダクター)の調整だけでこのようになります。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
同じような写真ですが、上は756Pro の内臓チューナーをOffにした状態。
 
左のは756Pro のチューナーをOnにした状態です。
 
針の位置が若干違うでしょ。
絶対値はわかりませんが、相対的に内臓チューナーを入れたほうがパワーは出ません。
 
これでダメなら、給電部分の確認です。