貧乏ひま無し・・とはよく言ったもので、そのまま私に当てはまります。
それでも夜とか、昼間の空き時間を利用してZepp タイプのアンテナの試作をやってまいりました。
ご存知のようにZepp タイプのアンテナは給電部にコイルとコンデンサが必要です。3.5と7はもうデータがあるので、今回は10MHz以上を作ってみました。
机上で計算してもなかなか計算どおりには行かないので、目途をつけたコイルとコンデンサをたくさん準備しました。

左側の青いのがセラミック・コンデンサです。
直列にしたり並列にしたりして容量の種類を増やしました。
右側の同軸はセラミック・コンデンサで出来なかった容量をこれで作りました。
3D2Vで1pF/cmです。
この組み合わせでカット&トライです。
コンデンサの取替えが面倒なので、ケースはつけないで一番良い組み合わせを見つけました。
10MHz、14MHz、18MHzまで見つけました。
SWRはどのバンドもSWR≦1.1になるところがありました。
次は、そのベストの組み合わせで実際にケースをつけてみました。
移動用ポールの設置です。
タイヤベースを寝かしたままポールを伸ばします。ワンタッチのロック方式ではなくねじ止めです。
タイヤベースの基部です。兆番で可倒式になっています。
ポシェットが写っていますが、ポールを止めるねじを入れておきます。
一応本場なので本皮製です。
頂部に滑車を取り付けます。
ポールの先端に切込みを入れています。その切り込みに滑車を取り付けているボルトが嵌ります。
もう一端はタイヤベースのパイプに、引っ掛け用のフックがありますのでそこに引っ掛けます。
それでポールを立ち上げれば設営終了。右側のボルトを締めておきます。
ロープに取り付けている金具に給電部を取り付けます。ロープがねじれるのでそれを防止する金具も写っています。
エレメントは 長くなるとよくもつれるので、こんなのに巻きつけておきます。下を持てば上が回転していきます。
蝶ねじ、蝶ナットで給電部とエレメントをつないでいます。
10MHz 1番の給電部です。今回都合3個作ってみました。
SWRは10.13MHz で1.2でした。ま~こんなものかな。
ちょっとピンボケですが違う器械で測ってみました。同じような値です。
ディップ点も同じでした。
2番目も同じように計りました。滑車のおかげでロープの絡みもなく簡単に交換できます。

今回は少し高いです。
1.3~1.4を示しています。
実はケースに入れなかったら1.0だったんですけどね。
ケースに入れると若干ずれるようです。
こちらでは1.5を示していますね。改良の余地がまだありそうです。
しつこいようですが3番目の測定です。
今度は1.4です。やはりケースに入れるとずれてますね。
今度はピントが合ってます。これでは1.3ですね。
中のコンデンサとコイルの組み合わせを変えてみます。
けど、ま~連休中の遊びとしてはちょうどいい遊びでした。
コイル巻いて、コンデンサ作って、外へ持って出て測定して・・・・
連休が終わってしまいました。
同じような画像ばかりで申し訳ございませんでした。