
私の家と、畑の途中に「宮内遺跡」 というのがあります。


前にも書いたんですが、地図のやや下の方に大鳥山と言う山があります。
新宮の人だとたいていの方は知っています。
この山の頂上を自由に使うことが出来るのですが、残念なことに道が無くなっています。
畑へ行くのにこの道は通らないので、何かゴソゴソしてるなとは思っていたんですが・・・・

前にもあったのですが、今回はどこかの先生に依頼して本格的に作業しているようです。
これは住居の入口です。
南方向から写しました。

こちら側はほぼ完成しているようです。

茅が並べて置かれてます。
下側は稲藁です。
場所によって材料を使い分けています。

押さえの木を藁で止めている途中でした。

右側が東になります。
足場が見えますが、この住居 結構大きいです。
木で骨組みを組んでいますね。
固定方法は当然荒縄です。

たくさんの縄を使っています。




もう長いことこの遺跡は整備をしていまして・・・
この中に田んぼの水路が通っていたのですが、邪魔になって取り壊したんですが今度は排水しなくなって新しい水路をまた付けて・・・
真砂土で地上げした上へ、残土(ガラ)を入れて又、真砂土入れて地が高くなって回りに土が落ち出して(遺跡ではコンクリートで補強できませんわね)。
挙句の果てに勾配が逆の溝を作って、溝が立体交差したりして・・・・
長いことみてたら、笑ってしまうような工事が多々ありまして。
こんなお金の使い方ができる仕事がある意味うらやましくもあります。
この遺跡はまだ整備が終わっていませんが(ホント、いつ終わるの?)新宮総合支所に資料館もありますので、おヒマなら見に来てください。