タイヤベース | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

144・430MHzの移動運用に使っているタイヤベースです。
 
私の移動運用は、まず一人での運用になります。
仕事柄昼間はまず運用できません。
作るに当たって留意したことは
① 怪我をする要因はなるべく排除する。
② 夜間なので落し物はしない。
③ 簡単に設営できること。
 
です。
先ず設営が完了した画像です。
イメージ 1
 
これでポールの高さは6m強です。
軽4の高さが2m弱ですからそんなもんでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2全景です。
私がデザインしたのではなく、144MHzにアクティブに出ておられるOM設計されました。
あとの改良は私です。
ローテーターはすでに固定してあります。
下の基礎部分はステンレスのアングル。
上のスタンド角パイプ等はアルミです。
土木工事で基礎の型枠を作るときに使うこちらでは通称バタ角と言われるアルミ角パイプです。
 
 
 
イメージ 10
上から覗いてみました。
上の四角と、下のローテータの丸パイプが同一線上にあります。
この角パイプは外寸60mmです。
適当な長さに切って溶接して組んでます。
 
 
 
 
 
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一番のミソは可倒式です。
ポール(6m)を差し込むとき、スタンドパイプが70cm程あり6mのパイプを持ち上げて差し込むのが困難だからです。
若いときは持ち上げてましたが、一度バランスを崩してから怖くなったので倒れるように改良しました。
 
イメージ 12ポールは4mと2mの50mm角のアルミ角パイプです。
わざと角パイプにしています。
これが接合部です。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13
この部分が50mm角パイプの中に入ります。
16mmの角パイプを束ねています。
16mmの角パイプ(定尺4m)を9分割すれば44cm。
無駄なく材料が使えます。
 
 
 
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ローテーターに入る部分です。
さすがにこの部分は角ではまずいので、45mmのアルミパイプです。
強度的に不安だったので、その中にもう1本40mmのアルミパイプを入れています。
これくらいの寸法のパイプは、アンテナ作りの廃材を使ってます。
イメージ 15
 
ポールをタイヤベースのスタンドパイプに差し込んでいます。
ローテーターにはすでに補助用のアルミパイプが取り付けてあります。
 
 
 
 
 
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差し込み終わりました。
ポールの固定はローテーターのノブを絞め込むことで固定できます。
 
 
 
 
 
 
 
 
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このノブを絞め込むことでポールを固定します。
このへんは色々アイデアがあると思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
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軽4でタイヤベースを踏んだ状態です。
6mのパイプを持ち上げてこれに差すのは大変です。
 
 
 
 
 
 
 
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それでこの状態にしておいて起こしていきます。
さほど力は要りませんし、なにせ安全です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ポールの上部です。
滑車を二個取り付けて小さい力ででも、アンテナを持ち上げることが出来ます。
滑車1個だと大きな力でロープを引っ張るので、ポールが曲がる恐れがあります。
 
 
 
イメージ 7ここにスタック・バーを取り付けます。
後日アップしますが、ワンタッチで取り付けられます。
板の上の滑車でアンテナを引き上げます。
 
 
 
 
 
イメージ 8裏面です。
鉄のバタ角を利用しています。
この中を50mmのアルミ角パイプが通る訳です。
当然鉄とアルミだとアルミが摩耗するので、中にプラスチックのシートを入れて保護しています。
 
 
イメージ 9
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最初と同じ写真ですが、これでポールが立ちました。
今からアンテナを取り付けていきます。
工具は使用していません。