はしごフィーダー | JK3QBU と ILZ

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オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

今使っているはしごフィーダーは 2代目です。
 
最初使っていたはしごフィーダーはこちら
イメージ 1ホームセンターに25mm□の網状のシートが打ってました。
それの2マス(目)を利用してはしごフィーダーを作りました。
線ー線 間はですから50mmになります。
 
それをインシュロックで留めています。
線の素材は0.8mm銅線です。
 
これを長さ役10mのアルミポールの先に取り付けました。
アンテナは3.5MHzの3/4λ Folded Dipoleです。
 
作った当初はよかったのですが、欠点がありました。
 
受風面積が大きいのです。
風が吹くとアルミポールもかなり揺れます。
それと関係するのですが重いです。
風が吹かないときもアルミポールが少したわんでいます。
それに目立ちすぎ。アルミポールより先にはしごフィーダーが目に入ってきます。
 
 
イメージ 2はしごフィーダーだけ作り変えました。
地面に平行に3mmのアルミ線を2本平行に張ります。
間隔は以前使っていたものと同じ50mmです。
こういう場合畑は便利ですね。
 
誰も文句は言いませんから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3こんな感じです。
アルミ線が3mmとそこそこ太いのでスペーサーの間隔も結構広めにしてもいいです。
それに軽い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4スペーサーの部分をアップしました。
スペーサーの材料は製品名(ダンポール)と言うグラスファイバーの棒です。
太さは4~5mmくらいありますか。
 
名前を聞くと入手し辛いと思われるかもしれませんがたいていのホームセンターに売っています。
園芸または畑の材料を売っているところにあります。
本来の使用方法は、ビニールトンネルの支柱に使います。
長さは2m程度のものを売っています。
弓のように曲げても折れません。
 
それを6cm程度に切っていきます。
写真のスペーサーは再利用品ですからひび割れがありますが新品は綺麗です。
切ったら両端に1mm程度の穴を開けます。
穴に3~4cmのステンレスの針金を差し込みます。
次に1mmのアルミ線を20cm程度の長さに切って、差し込んだステンレス線とエレメント(3mmのアルミ線)を一緒にグルグルと巻いていきます。手間がかかりますがこれで完成です。
 
ただスペーサー(ダンポール)を切るのは大変です。
何せグラスファイバーですから。
私は小さなチップソウーが在ったので簡単でしたが、はさみでは切れません。
金切りのこが必要です。
 
考えようなのですが、このはしごフィーダーは便利ですよ。
同軸ケーブルよりも格段に安いですし、劣化はしないし、手元の操作でマルチバンドに出ることが出来ます。
カプラーも作ろうと思えば自作可能ですしね。
ATUを導入されるなら、このはしごフィーダーもご検討されてはいかがでしょうか?