このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
ビジネスにおいて
ブラックボックス化とは
ある業務の内容や進め方や状況を
特定の関係者しか把握していない状態を
意味する言葉です
良い意味では使われません
ブラックボックス化する要因は
・業務の専門性・難易度が高いこと
・情報共有の仕組みが整っていないこと
・情報共有する時間がない・相手がいない
などが考えられます
介護にピッタリとハマりませんか?
つまり
介護の内容や進め方や状況を
特定の関係者
つまり
介護者しか把握していない
そして
要因もビジネスと同じです
ですから
介護についての負担は
介護者に集中します
他の親族に
理解してもらおうとすると
マニュアル化する作業が
必要になります
共有化にも
ツールが必要です
無理です
つまり介護を
ブラックボックス化させないためには
他の親族の積極的参加が
欠かせません
今
介護者が孤立無援ならば
それは
他の親族の態度が原因です
積極参加しないどころか
介護放棄している状況なのでは
こうしたなかで
被介護者の資産状況や
お金の流れが
ブラックボックス化するのは
当然の結果です
被介護者の資金管理
つまり
年金など入金の確認
介護費用や生活費の支払い
これらも
介護の一部だからです
ところが
介護放棄している親族は
納得しません
義父と義母の場合も
直系の親族やその配偶者は
介護放棄状態であったにもかかわらす
お金の動きを見える化せよと
迫りました
「本人に訊いてくれ
こちらは資金管理を委託されているから
守秘義務があるので」
これで突っぱねることです
一旦
お金の流れのブラックボックス化が
解消つまり見える化すると
「この支出はなんだ?」
などの質問に答なければならないので
余計に仕事が増えてしまいます
妙な「上から目線」にも
対処しなければならなくなります
お金の管理者に対して
厳しい目線を向け
説明を求めるようになるのは
人の性(さが)
ご用心



