このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
必ずしも「悪徳」ではないかもしれません
でも
実家を訪れると玄関に
奇妙なペンダントライトがありました
玄関は日本式の引き戸
ライトは洋風
全く不釣り合いなのです
「キッチンの蛍光灯が切れて
変えてと頼んだら
ついでに勧められたから」
と義母
本人はまんざらでもなさそうです
ただ
電気屋さんの在庫処分的な
お勧めのような気がしました
それが始まりでした
「勧められてテレビを変えた」
高齢者がとても使いこなせそうにない
「優れモノ」になっていました
それから
立て続けにエアコンが2台
毎週とは言えませんが
義父の特養入所以来
しょっちゅう顔を出していたのに
「大した金額じゃないから」
いいえ
4畳半の和室に8畳目安の大型エアコン
少なくとも10万円は下らない筈です
「酷い業者だ」
親族は皆腹を立てましたが・・・
蛍光灯の交換でも
多分電話したら
すぐに駆け付けてくれたのでしょう
我が家から実家までは
道路が混むとかなり時間がかかります
「2時間も待たなければならないし
すぐに来てもらえるか不安」
それを言われると叱るのも躊躇します
しかも若い男性で親切という話
以前全国的に話題になった悪徳商法ですが
騙されたというより
話し相手が欲しかった例も多いのです
娘婿には気を使いますが
業者はお金さえ払えばよい
納得性はありますが
さりとて放置する訳にもいきません
さてどうするか
義母には悪いのですが
成年後見人がいるかのように
振舞いました
電気屋さんに電話して
「購入は法律行為
後々ご迷惑がかかってもいけないので」
当方の電話番号と名前を告げました
「これからは
ご相談してから伺うことにします」
その後
電気屋さんが実家を訪れることは
なくなりました