このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
「相続で困った経験が
おありでしょう?」
地域包括支援センターの方が
誇らしげに
エンディングノートの話をされます
自分が実際に困ったのは
相続手続に必要な
被相続人の連続した戸籍
さらには
親族の関係図
預金がどこにあるのかは
財産管理を任されていたので
すべて把握していました
しかし
たしかに我が相続人となる面々は
親の財産など知りはしません
しかも
それを書き記すことなど
ある意味で
リスクそのものです
相続開始前から
争いが起こらないとも
限らないからです
このように
相続時に必要となる情報は
それほど多くないのが
実状でしょう
しかし
「エンディングノート」などと名打つと
立派な「本」にならないと
恰好がつかないようです
ですから
いろいろと情報を加えようとします
面白いのは
「どのような葬儀を望むか」・・・
葬儀は相続人にとって
時間との戦いです
故人の希望など
考えている暇はありません
葬儀屋が
どんどん迫ってくるからです
例え
「チベットで鳥葬にしてくれ」などと
書いていたとしても
とても実現できるものではない
面白がって言っているのではありません
「瀬戸内海に散骨してくれ」
これも相続人たちには迷惑な話
寺によっては
住職が許さないことも
考えられます
「必要最小限の事柄とはなにか」
地域包括支援センターで
話し合ってみたいと
思っているところです