このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
兄弟姉妹で
誰が
親の介護をするのか揉めていても
被介護者となる親御さんは
たいてい
介護者を決めているようです
「なんでも
おっしゃって下さい」と
調子の良い台詞を
繰り返していたとしても
いざという時
逃げる人か
そうでない人かぐらいは
日頃の行いで
わかってしまっています
義父の介護が始まった時
義母が真っ先にしたことは
私に義父の通帳とキャッシュカードを
預けることでした
それまで
義父の銀行口座は
義母が管理していました
よくある光景です
サラリーマンである夫は
銀行にいく時間がありません
生活費をおろしに行くのは
妻の仕事となります
それは
介護が開始してからも
続くのが普通です
義母が義父の通帳を
「預かって欲しい」と頼んだのは
ずばり
介護を放棄するためでした
周囲を見回しても
介護ができそうな人
正確に言うと
介護から逃げない人は
いませんでした
流れのなかで
事実上の介護者になりました
しかし
別の親族を
引き込む必要があるのならば
冷たいようですが
通帳を預かるのを拒否するのも
ひとつの方法です
すべてはあなた次第
ヘンに諦めないことです



