介護の誤解
このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです
思いつくままに書いており時系列順ではありません
あらかじめご了承ください
今回は
「それって介護者の勝手でしょ」といった内容で
お話しすることにしました
3つに分けて説明します
「意固地になるケース」
「被介護者の状態を考えないケース」
「自分勝手なケース」
の3つです
今日は「意固地になるケース」
介護者は
「私だけしかいない」と
妙に意固地になる方が見受けられます
「主介護者は私なのだから
親族の手伝いをアテにしてはならない」
そう
自分で自分の首を絞めるケースです
実際に
ご近所でありました
お母さまが岐阜県の介護施設に入所
長女は近くに見えるのですが
何故か東京在住の次女が主介護者
そんななかで
お母さまが施設で転倒
すぐに次女に連絡が入り
東京から飛んでこられたようです
しかし怪我は大したこともなく
空振りだった由
ただ長女には
施設も次女も連絡しませんでした
施設では
連絡の優先順位が決められており
それに従っただけ
つまり主介護者に電話して
「あとは親族間で連絡を取り合って欲しい」
そういうことです
よくある話
こういった場合
施設は第一報では怪我の状況を説明しません
ちょっと躓いただけだったとしても
その様子を職員が見ていなければ
怪我の度合いを把握できないからです
ひょっとしたら
頭を打っているかもしれません
医師である施設長でも見立てが難しいのなら
医療施設に連れて行かなければなりません
そして
連れて行くのは職員ではなく親族になります
今回の場合は
まず一方を受けた次女が
近くに住む長女に様子を見に行くよう依頼するのが
良いのでしょう
それができない関係でもなさそうでした
けれども
こういったことが続くと
「それができない関係」になってしまいます
そして次女だけに負担がかかることに
拒否されない限り
介護は分散する方が望ましいのではないか
この例を見ていて思いました