貯蓄額と収入額を知っておく | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

今朝テレビを観ておりましたら

 

「老後には

夫婦合わせて5千万円が必要」と

 

フィナンシャルプランナーが

大胆にも解説していました

 

 

同じFPとしては

「根拠を示せ」と迫りたいところ

 

 

 

「旅行など

生活を楽しみたければ・・・」

ということのようですが

 

 

 

楽しみ方は人それぞれなのに

どうやら海外旅行にも頻繁に出かけるような

「楽しみ」だそうです

 

 

 

お金があったら

海外旅行に行きたいとでも

思っているのでしょうか

 

 

 

「FPとして

目立てばよい」と

いうものでもなかろうに

 

 

 

一時

「2千万円」でひんしゅくを買ったのを

記憶していないのか・・・

 

 

そこで

一般的な貯蓄額について

何か公表されている資料はないかと

調べてみたところ

ソニー生命からレポートが出ていました

 

 

 

 

これによりますと

「5千万円」とは笑える数字です

 

世間の実態と

かけ離れた主張でしたね

 

 

 

ところで

親御さんを介護するにあたって

その貯蓄額と収入は

必ず知っておかなければなりません

 

介護保険の自己負担額は

それを根拠に決められるからです

 

 

 

また

年金などの収入額を

大幅に上回る負担を強いられるような施設や

介護事業者のサービスは

考え物です

 

お金をかければ幸せとは限りませんから

 

あたりまえの話ですよね

 

 

 

「御本人の幸せを考えてあげないと」

こんな事業者の言葉に

心を囚われてはなりませんよ

 

無い袖は振れませんので

 

 

うちもそうでしたが

介護を頼みたい人には

資産管理を任せるのが普通

 

 

 

ですから

通帳を預かった時から

介護は始まるのです

 

 

 

客観的状況から判断して

介護から逃げられないのならば

まずは金融資産と収入の把握

 

 

くれぐれも

マスコミの流す情報などに

左右されないように