介護者の見極め | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

事実上の主介護者をしていました

 

義父に続いて義母もです

 

 

 

他の親族に比べると

情報量が格段に違ってきます

 

介護の知識についても同じです

 

 

他の親族も

追随してくれればよいのですが

 

逆に「任せた」とばかりに

遠のいて行きます

 

 

ただ

我が家以外の介護者に訊くと

姉妹が力を合わせる例も見受けられる

 

この場合も

どちらかが主介護者で

他方は従の立場になるのは

仕方ないこと

 

遠方に住む妹さんが

主介護者を引き受けている例もあります

 

 

 

ここは少し面倒なのですが

被介護者が施設で転倒でもすると

遠方の妹さんに施設から第一報が入ります

 

主介護者だからです

 

 

あとは

姉と妹で話し合えばよいだけですが

 

一方で

介護に参加するより

むしろ逃げ腰の兄弟姉妹がいると

平等を表面に出すことが

混乱を生むことにもなりかねません

 

逃げ腰の人ほど

楽をしようとするからなのです

 

 

 

具体例を示します

 

自分が動かなければならない局面で

便利屋さんに任せたりするのです

 

費用は交通費を合わせて

1時間当たり

1万円程度が多いようですが

 

身辺整理ぐらいしか

役に立つことはできません

 

介護は対象外だからです

 

何の資格もないからあたりまえ

 

 

「せっかく来てもらったのだから

庭の草刈りでもしてもらおうか」

 

刈るほどの草もないのに

 

つまり

余分な仕事を増やすだけ

 

 

 

しかも

「せっかく来てもらった」ので

まだ使用する可能性のあるテーブルを

処分するような本末転倒の事態

 

 

 

何が言いたいのかというと

介護の知識がない人に対して

「手伝え」というと

とんでもない事態になってしまうことも

あるのです

 

 

さりとて

指示どおりに動いてもらうのも至難

 

「あなたの部下ではない」

心得違いをします

 

ご用心下さい