リンクワーカーの出番は | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです

思いつくままに書いており時系列順ではありません

あらかじめご了承ください

 

今日は少し話題を変えてみます

 

わが国では

薬に頼らない治療法

模索していると聴きます

 

 

 

まだ

緒についたばかりといった印象です

 

 

 

まずはアプリの使用

 

アプリは医師が処方して

患者はスマホにダウンロード

 

医師はアプリの活用状況をチェックします

 

アプリの中身に従って

高血圧症の方が

生活習慣を改善することで

血圧を下げるということ

 

残念ながら

あまり知られていないようです

 

 

 

もう一つは

患者が社会活動などに参加して

健康回復を目指すといった取り組み

 

リンクワーカー

医師から依頼を受けて

患者と社会活動などを仲介する

 

こちらは

まだまだこれからの取り組みです

 

 

 

いずれも薬に頼らずに

健康回復を狙ったものです

 

医薬品を巡る利権を守ろうとする力が

対応を遅らせるようなことをしないよう

願っています

 

 

話は変わりますが

 

介護の窓口となるのは

一般的にケアマネージャーです

 

介護が必要と判断されれば

要介護認定の申請をすることになります

 

 

 

おそらく事務的に進められる場合が

多いのではないでしょうか

 

何故なら

ケアマネさんは忙しいからです

 

 

要介護認定の申請

判定後の介護プランの作成

 

これらは仕事です

 

 

 

もちろん相談を受けるのも仕事ですが

こちから「形」にはなりません

 

しかも

ケアマネさんの質問に答える形式が

多いと判断されます

 

相談者は介護者となる方がほとんどですが

何から話して良いのかわかりません

 

放っておくと

とりとめのない話になります

 

時間がいくらあっても足りません

 

 

 

しかし

個人的体験から言わせていただくと

この「とりとめのない話」を聴いてもらうことが

一番大切だと判断しています

 

 

もちろん

すでに食事が自分でできないような状態ですと

待ったなしですが・・・

 

「何か変だ」の状況

不安を感じておられる介護者も

少なくはない筈です

 

 

 

義父と義母の話になりますが

なんとなく「おかしな」空気

感じていた段階があります

 

 

 

夫婦間のコミュニケーションに

何か気まずいものを感じる

 

そういった場合

実の子は

親から遠ざかろうとします

 

単に嫌だからです

 

 

 

もちろん

これが介護に繋がっていくなど

考えてもいません

 

 

しかし

夫婦が一つ屋根の下で暮らしていても

 

居る部屋が別々

 

時間の使い方もそれぞれ

 

そんななかで

なにが起こるかと言うと

義母がご飯を作っても

義父は何かの作業に没頭

 

それが繰り返されると

義母が義父の同意を得ずに

ご飯を片付けてしまう

 

当然衝突は起こるのですが

食事を作る義母が有利

 

義父は酒と乾きものに頼る生活に転落

 

家庭はどんどん壊れて行きます

 

 

 

そして

医療過誤により暴言を吐いたかどで

義父は施設送り

 

 

 

こういった事例は少なくないと

思われます

 

しかし実の子が

ここまで先読みするのは至難

 

 

なんとか

社会的処方で救われることはないか

 

リンクワーカーの必要性

訴えていきたいと

あれこれ模索しています