「介護を頼む」と言わない理由 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

自分自身

義父、義母二人の

事実上の主介護者でした。

 

 

 

ただ

誰からも依頼されたことは

ありません

 

そして

どうやらこれは

よくある話のようです。

 

 

 

ありがちなのは

被介護者

つまり

介護を受ける親御さんが

あらかじめ

介護者を決めているケース。

 

たいていは

相続財産がらみです。

 

 

 

面倒をみる人は

相続財産と引き換え

介護に従事。

 

 

親御さんの生前は

揉め事はおこりませんが

葬儀の後で

狙いすましたように

遺留分を主張する兄弟も多いとか。

 

逆に生前は

大人しくしています。

 

口出しすると

介護の役割が回ってくるからです。

 

 

 

あと多いのは

単に負い目を感じるのが嫌だから。

 

「親を頼みます」

兄弟に告げた途端

「何か言ってくるのではないか」

疑心暗鬼になっています。

 

逆に

「何か言ってくるまで待とう」

その結果

自分の存在を消しています。

 

 

そうしたなかで

どうしようもないのが

そもそも当事者意識がない人

 

「子供の面倒はみるが

親の面倒までみない」

 

「誰かが

やってくれているから」

 

まあ

どこかでツケは回ってくるでしょう。

 

 

本人が気づくか否かは別です。

 

その結果

誰も介護してくれないとか。