このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
義母は
義父が特養に入り
そして
亡くなるまで自宅で独居。
しかし
一周忌を迎えた時に
たまたまデイサービスで転倒し
骨折して入院。
そのまま
老健に入りました。
車椅子生活でしたが
リハビリをしっかりやれば
おそらく自宅に戻れたでしょう。
つまり歩けたということ。
何故
途中で諦めたのか
今でもわかりません。
ただ
老健は我が家から至近距離。
方や実家は
車で1時間半の距離です。
すぐ身内に会うことができる
安心感だったのか。
多分
そんなところでしょう。
しかし
義父にとって
特養への転居は理不尽だった筈。
アリセプト(認知症治療薬)の投薬ミスで
暴言を吐いたかどで
精神病院に送られ
そのまま特養に転居しました。
本人は
自分の行動を
理解していない可能性が高い。
つまり
何故特養に入るのかが
理解できていなかった筈です。
だまし討ちされたことになります。
ただ
特養は自宅のすぐ近く。
「いつでも出られる」
そう思っていたのかもしれません。
それとも
義母の希望
つまり同居を拒むことを
理解できていたのかもしれません。
「あの人は仕方がない」
諦めのようなものを感じました。
このような状況で
「よく話し合って下さい」
は無理な話。
現実を受け入れること
それしか他に選択肢はなかった
そういうことでしょう。
普段は見えない心のうちです。
ただ
何故無抵抗だったのか
割り切れない思いがあります。