資金管理者を決めておく | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

義父も義母も

預貯金の管理者

長女の配偶者である私に

決めていました。

 

 

 

私が

金融機関に

勤務していたことが

大きかったのかもしれません。

 

 

そして

そのことが

後日の

金銭トラブルを未然に防いだ

とも言えるでしょう。

 

相続人ではないからです。

 

 

 

義父も義母も

財産管理

私に任せることについて

長女と次女の相続人二人にも

はっきりと

宣言していました。

 

 

義父と義母の

介護や生活に必要な資金は

予め通帳から引き出して

管理していました。

 

 

 

とくに

管理簿を作った訳ではありません。

 

むしろ

作らないことをお勧めします。

 

 

 

理由の第一は

そんな手間をかけられないこと。

 

数日つけて見れば分かりますが

帳簿の管理は大変です。

 

 

 

そして

二つ目の理由は

あとから管理簿を元に

追及されても

記憶していないからです。

 

 

そういった意味では

「通帳を見せろ」

と迫られても

「管理は一任されている」

と突っぱねることを

お勧めします。

 

 

 

細かい資金の出入りなど

数年すれば

誰でも忘れてしまいます

 

 

 

「杜撰な管理」等と

根拠のない苦情を避けるためにも

突っぱねるところは

突っぱねた方が良いのです。

 

 

 

そのためにも

まずは

主介護者の配偶者が

資金管理を一任されることが

介護の第一歩なのです。