このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
義父が心不全で胸水が確認され
特養から病院に入院しました。
病で治療が必要なら
受けるのが当然でしょう。
係りつけ医の診断を受けていても
同じ結果になったと
判断されます。
ただ
施設長(医師)は
家族に対して
説明責任があるのではないか。
病状を説明もしないまま
携帯電話に
「自宅に居たら
救急車を呼ぶだろう」
と救急隊に連絡を取るよう
家族に伝えても
「医師としての義務は
果たしたことにはならない」
そう思います。
特養の入所者にとって
施設長は
係りつけ医なのです。
救急処置が必要であることを
家族に説明する義務は
ある筈です。
姿を現さなかったのは
「いえ
このままここで
お世話になることにします」
等と言われた時に
説得する自信がなかったから
なのでしょう。
たしかに
義理の妹は
「このまま」を主張しました。
しかし
延命処置とは違うのです。
入院治療により
胸水が減って
症状が落ち着くかも
しれないからです。
ただ
実際のところは
胸水は減ったものの
点滴に頼ったため
食べる力がなくなって
胃ろうを作ることに
なりました。
体全体のバランスを考えると
若い専門医よりも
ベテランの医師の判断が必要。
少し後悔しています。
それはさておき
特養が最終拠点と
勝手に考えないことが大切。
それに拘ると
助かる命も救えなくなります。
介護側の勝手だけで
物事が進むわけではありません。
ただ施設側も
「最期まで
看させていただきます」
などと軽率に発言することは
差し控えていただきたい。
介護者が
その気になってしまうからです。
介護は
介護者と施設などとの
共同作業なのです。