このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
介護施設で病状が悪化すると
一旦退所して
病院に移ることになります。
義父は
特養から病院に移り
しかも一方通行でした。
ただ義母の場合は
かなり事情が異なっていました。
入所していた老健が
道路をはさんで隣接する病院の
傘下にあったからです。
しかも
二つの建物は道路下の
地下道で繋がっていました。
ですから
老健から病院に移る時も
またその逆も
外に出ることはありません。
もちろん
施設を変わる訳ですから
主介護者には連絡があって
移動時の付き添いも
求められます。
義母をストレッチャーに乗せて
地下道を移動するのは
とても不思議な感覚でした。
そして
病院へ入院しても
長期でない限り
老健所属のままでした。
つまり
再度入所依頼する必要はない。
これは大変楽なことです。
しかも
老健で診てもらうか
病院のお世話になるかは
主介護者
つまり家族が決めること。
施設長の
アドバイスをいただきながら
臨機応変に対応することが
可能でした。
随分ありがたいことです。
これは推察ですが
施設長が
当面老健に置いておくことを
決断されたのは
義母がいろいろと
疾患を持っていたからなのでしょう。
一般の老人ホームですと
短期間で出所して
病院に入院することになります。
そして
おそらくホームには戻れない。
病院を3か月ごとに
転々とすることになるのが
分かっていたからではないか。
このように
入所者側の立場に立って
考えていただけたのは
大変ありがたいことです。
そうこうしているうちに
介護保険の切り替え期限が
やってきました。