とうとう転居要請が | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

老人ホームに一旦疎開して

再び老健に戻った義母。

 

コロナ禍で

面会もままなりません。

 

 

洗濯物を交換する日々が

長く続きました。

 

 

 

ある日受付の方が

おっしゃいました。

 

転居して欲しいとの

依頼は担当からありましたか?」

 

寝耳に水とはこのこと。

 

 

 

「いいえ、何も」

 

「近々そういう話があります。

準備しておいて下さい」

 

準備とは心の準備でしょうか。

 

すぐに転居先など見つかりません。

 

 

 

何か月かの猶予はあると

思いましたが

さすがに狼狽えます。

 

 

なにせ

自宅から車で3分の距離。

 

このような施設は

この老健以外周囲にはない。

 

 

 

そうこうしているうちに

担当の方から

 

「時間のある時によいので

お越し願いたい」

との電話が。

 

 

 

ほぼ毎週訪れていましたが

すぐに伺いました。

 

 

 

「まだ先の話にはなりますが

できれば特養などの施設

回っておいて頂きたい」

 

遠まわしですが

「転居して欲しい」との話です。

 

 

「半年先ぐらい?」

 

「まあ、そんなところです」

 

さてどうするか。

 

 

 

ふと脳裏をかすめたのは

義理の妹の存在でした。