何故現場確認しないのか | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

親御さんを

施設入所させる場合

 

事細かに現場を確認

介護担当者から話を聴く

 

 

 

「あたりまえだ」

 

そう思われた方は

案外介護の経験がない方かも

しれません。

 

 

 

何故なら

介護が必要な状況は

急にやってくることも

少なくないからです。

 

 

いずれは

施設に入ってもらわないと」

 

そうは思っていても

パンフレットを集めたり

あるいは

地域包括支援センターで

情報収集したりするでしょうか。

 

 

 

さらに

毎日のように顔を合わしていると

なかなか変化に気づきません

 

遠方から親族がやってきて

 

「なんかお母さんへん

 

そう言われれば

そんな気もします。

 

そして

医療機関から

「認知症」を宣言される。

 

 

 

もっと極端なケースは

親御さんが転んで大腿骨を骨折

 

入院し手術したものの

当面は車椅子生活

 

 

 

「さあどうしよう」

 

とりあえず

入れそうな施設を探す。

 

そして

ケアマネさんが

見つけてくれた施設に

とりあえず入所を決める

 

現地を見学した時には

すでに入所が決まっています。

 

 

 

こういったケースでは

時間との戦いになりますので

あれこれ迷ってはいられません。

 

 

ただ

入所施設を変わる場合

さにあらず。

 

 

 

しかも

 

終の棲家となる可能性が高い」

 

 

こうなってくると

事前にいくつも見学したり

表面的ではなく

介護者に要求される事柄について

真剣に打ち合せを繰り返す

ことになります。

 

 

 

営業職の方が

 

最期まで

面倒をみさせていただきます」

 

とか

 

来訪していただく必要は

一切ありません

 

などと言ったからといって

そのとおりになる訳ではない

 

 

 

ここを省略すると

後々トラブルになります。

 

 

 

義理の妹には

そんな傾向が見られました。

 

彼女が見つけてきた施設は

どこか無理がありました。

 

 

介護経験がないと

そんなところかもしれません。

 

ここに後々発生する

対立の原因が

潜んでいたのです。

 

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