青のエクソシスト小説シリーズ第二弾です。
映画、楽しみだな・・・。
では、スタート。
「あの人だけには知られたくなかった」
「志摩さん、どないしたんですか?」
子猫が呼びかける。
「どうせ、女ンとこでも行ってたんやろ。」
坊は冷たい。
「あかん。これをしゃべったら、男がすたる。」
「心配しなくても、お前はもう、男すたってるで。」
坊は、なんや、今更、とでも言うように、言った。
「そうですね。志摩さん、むし嫌いやし、痛いの嫌いやし、髪ピンクやし。」
「子猫さんまで…」
志摩はがっくりとうなだれる。
「いや、そういう、坊こそ男がすたって・・・・」
志摩は、坊こそ男がすたってるで。と、言おうとしたが、奥村燐の『オレ的かっこいい
ランキング』で、坊は、2位だったことを思い出した。
そして、自分は、クロより下の選外であったことを。
「あー、そういう、子猫さんこそ・・・・」
志摩は子猫丸が、奥村君の、『オレ的かっこいいランキング』で、坊に続き、3位だっ
た事を思い出した。
そして、自分は、猫より下の選外だったことを思い出した。
「あああああ、なんでやぁ~!俺は、かっこいいと評判の男やのにぃ~!」
志摩が絶叫する姿を見て、子猫丸が言った。
「志摩さん、何か悩んでいるんですかねえ」
「志摩が悩むこと、あるんか?」
勝呂が、不思議そうに言う。
「お、勝呂と子猫丸!」
そう、叫んだのは、奥村燐であった。
いね
「なんや。はよ帰れや。」
勝呂が、あっち行けと、手をパタパタする。
「どないしたんです?奥村君」
「ああ、クロ、知らねえか?おれがすきやきやらなかったから・・・」
最後のほうは、誰も、きこえなかった。
「クロ?知らん」
勝呂の続いて、
「知りません」
と、子猫丸。
ここにいる、3人の視線が、志摩に贈られた。
「く、く、く、くくく、クロ?し、し、知りませんわあー」
志摩は、さっき、出雲がクロを抱いていたのを思い出した。
「そうか。ならいいや。じゃっ、またあとでな。」
奥村は、走って、どこかに行ってしまった。
その直後、朴明子が来た。
「あ、勝呂君、三輪君、志摩君、もうじき、出雲ちゃんの誕生日だから、誕生日会に
出てほしいんだけど・・・。出雲ちゃん、最近元気ないから・・・・。」
朴は、申し訳なさそうに言った。
「参加しますぅ~。出雲ちゃんの誕生日会❤」
朴は、うれしそうだ。
「勝呂君と、三輪君は?」
「…こいつが何でかすかわからんから、俺も参加する。」
勝呂は、ため息交じりに言った。
「坊が参加するなら、僕も参加します。」
志摩は、もう、出雲のことしか考える事が出来なくなっていた。
《続く》



