最近冷たい北風が、乾燥をもたらしてきています。どうぞご自愛ください。
乾燥肌の!常磐工業田邉です。
現場の調査に行きますと、よく目にする床の間の隣にある小窓の付いた空間ですが、どのような用途で使用されてきたのかご存知でしょうか。
もともと書物を読むための場所として使用され、外の光を取り込むため障子窓が設けられていました。
現代では、書斎としての機能は薄れ、床の間に明かりを取り入れる和室の空間を形成する一部として使用されています。
付書院ですが2種に分類され
一つ 付書院
座敷から、縁側の出窓のように張り出し、障子窓、棚が取り付けられ書物を読む際に使用されてきました。
二つ 平書院
付書院の形式を省略し、明かり障子のみが取り付けられ和のモダンな雰囲気の部屋づくりを形成したいときに取り付けられます。
