浸水被害のアパート改修工事 | 常磐工業社員のブログ

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皆さんこんにちは!
本日ブログ担当の阿部です。


今回は、浸水被害によるアパート改修工事の様子をお伝えしたいと思います。

こちらの戸建てアパートは、去年の台風19号の河川の氾濫により1F床上約70cmも浸水してしました。
その為、住んでいる方の被災はもちろん建物も被害を受けました。

壁の断熱材は泥水が浸み込んでしまい、また床下にはたくさんの泥やゴミも入っていました。
オーナー様は今後住まわれる方の健康被害や、建物の躯体への悪影響が懸念されると考え、リフォームをすると決意し弊社への復旧工事をご依頼下さいました。




表に設置してあるエアコンの室外機と浄化槽のブロワーは浸水でだめになってしまいましたが、ガス給湯器はギリギリ浸水せず無事でした。


こちらは玄関ですが、見た目そこまで浸水の影響が見受けられません。


脱衣室も同様で浸水にあったのがわからないくらいですね。


こちらはLDKですが同様に浸水被害の爪痕は無いように見えます。


トイレの場合は便器・タンクは正常に水を流したりは正常に作動しますが、ウォシュレット等はやはり電気機器なので、浸水により壊れて動かなくなってしまいました。


こちらは流し台です。こちらも浸水ていまったので取替えます。


隙間が空いている部材は幅木(床材と壁の見切り材)です。こう言った建材は、本物の木ではなく紙みたいなものを圧縮して製造した新建材です。水分を吸ってしまうとこんな感じで膨張して隙間が開いてしまいます。


壁をを腰下まで解体してみました。壁の石膏ボードは浸水した影響でボロボロでした。
断熱材の下の部分は黒くなっておりだいぶ水分を断熱材の小口の部分から浸み込んでる状況です。
このまま放置しておくとカビや様々な不衛生菌が増幅し健康被害を及ぼしてしまいます。



次に床を解体します。


床解体後、床下には多くの泥やゴミが堆積していました。これらを綺麗に除去し高圧洗浄で綺麗に洗い流します。
洗い流したのちは十分に乾燥させてからの復旧です。


次に白蟻防除処理をして家屋部材を白蟻から守ります。


新しい床下断熱材を入れ直しました。


その次に、床板の下地べニアを張り、壁の断熱材も従来以上の高性能断熱材に入替ました。


次に石膏ボードを張り


フローリングも張り直し綺麗な床に戻りました。もちろんキズが付かない様に養生作業も完璧です。


いよいよ工事終盤の内装工事です。クロスを全部張替ました。



そして完成。 オーナー様も仕上がりに大満足でした。






去年の台風被害の復旧工事はまだまだ手付かずのままの状態の家屋やアパートも多くみられます。
費用面や改修時期等でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非とも弊社へお気軽にご相談ください。

フリーダイヤル 0120-445-582






―― お し ま い ――