課題感想「ブラザーフッド」⑦ | 「日韓次世代映画祭」「下川正晴研究室」「大分まちなかTV」ブログ

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下川正晴(大分県立芸術文化短大教授、shimokawa502@gmail.com 携帯電話090-9796-1720、元毎日新聞論説委員、ソウル支局長)。日韓次世代映画祭は2008年開始。「大分まちなかTV」は、学生と商店街のコラボ放送局です。


この映画はやや戦闘シーンが長くて、人々が殺し合う姿にとても胸が痛みました。また素晴らしい兄弟愛を感じさせると同時に戦争の恐ろしさ、平和の良さを強く訴える作品だと思いました。

今、私たちが当たり前に生活していることがどれだけ幸せであるか痛感しました。戦争は人々の命を奪い、将来が見えない不安感、希望を喪失させ何もメリットがないように思われます。絶対に戦争が起きてほしくないです。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ感動し泣けるシーンが多くありました。特に印象に残っているシーンはトゥミルリョンの戦場で再会したジンソクとジンテだが、ジンソクが死んだはずのジンテがいるはずがないと思い、揉み合いになっているところで、とても悲しかったです。「ジンソク、気づいて」と心に願うものでした。

ジンソクがジンテに気がついたのは、やはり兄弟の絆だなと感じました。二人の別れの際にジンテはジンソクが生きて帰るのを信じていると同時に、ジンソクが帰ってくることができないとわかっていたのではないか。ジンテはジンソクの自分に生きてほしいという思う気持ちがわかっていたから、あの場での二人の別れを選択したのではないかと思いました。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ私だったらどうするかと考えました。私には姉がいますが、あの状況で姉を置いて自分だけ生きていくことはできないと思いました。しかし死を迫られた時こそ冷静さは必要で、私もジンテのように生きて帰ることを選ぶのかなとも思います。

この映画を見て改めて家族との関係について見つめなおすことができました。私にとって家族はやはり大切であり、これから助け合い守りたいと強く思いました。人と人との絆は簡単に切れるものではないと思いました。

大分発!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログジンソクとジンテの帰りを待つお母さんの心配している気持ちは、全ての親に共通していると思います。私もよく自分の親が私を心配してくれていると感じることが多々あります。その度に感謝し、大事にされていると感じ嬉しく思います。常に愛されていることに喜びを感じながら、大事に思っている気持ちを家族に伝えていきたいと思いました。(白川沙紀)