キム・ギヨン監督「女、女、女」展 | 「日韓次世代映画祭」「下川正晴研究室」「大分まちなかTV」ブログ

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下川正晴(大分県立芸術文化短大教授、shimokawa502@gmail.com 携帯電話090-9796-1720、元毎日新聞論説委員、ソウル支局長)。日韓次世代映画祭は2008年開始。「大分まちなかTV」は、学生と商店街のコラボ放送局です。

「府内★学生Ecoフェスタ」公式ブログ故キム・ギヨン(1919~1998)監督の代表作7本を集めた「キム・ギヨンの女、女、女」特別上映展が27日から8月1日まで、ソウル麻浦区上岩洞の韓国映像資料院地下にある「シネマテークKOFA1館」で開かれる。

2008年にデジタル復元され、カンヌ映画祭で上映された代表作「下女」(1960)のほか、「火女」(1971)と「火女82」(1982)。さらに中産層家庭の悲劇を描いた「虫女」(1972)もキム・ギヨン監督らしい作品だ。

チャン・ミヒ、ハ・ミョンジュン主演の「ヌミ」(1979)は、オリジナル・フィルムが紛失しており、2008年になって韓国映像資料院がプリント複製を行うまで、見られなかった作品だ。

このほか「肉食動物」(1984)「修道女」(1979)を上映。チョン・ドヨン主演でリメイクされたイム・サンス監督の「下女」(2010)も特別展で上映される。