![第3回日韓次世代交流映画祭](https://stat.ameba.jp/user_images/20100218/17/jk-nextfilm/50/49/j/t02200165_0640048010419423566.jpg?caw=800)
日本語の軍歌がある一方、朝鮮民謡も登場します。後者のシーンを抜粋しましょう。
![第3回日韓次世代交流映画祭](https://stat.ameba.jp/user_images/20100218/17/jk-nextfilm/14/22/j/t02200165_0640048010419423563.jpg?caw=800)
意外なことに(?)、そこで長鼓をたたきながら、楽しげに歌われるのは朝鮮民謡です。
![第3回日韓次世代交流映画祭](https://stat.ameba.jp/user_images/20100217/14/jk-nextfilm/bc/02/j/t02200165_0640048010417976680.jpg?caw=800)
このシーンは「戦争末期=極限の朝鮮文化抹殺期」といった"通念”(?)とは、程遠い印象を見る者に与えます。
![第3回日韓次世代交流映画祭](https://stat.ameba.jp/user_images/20100217/14/jk-nextfilm/98/bf/j/t02200165_0640048010417975445.jpg?caw=800)
カンが同書で指摘する(141ページ)ように、植民地期の映画で「朝鮮文化が日本文化より遅れた文化ではなく、多様性を帯びた他の文化であることを前提にした後、朝鮮文化を積極的に理解しようとする姿勢は、ほかの映画にもしばしば登場する」からです。
カンは、その実例として、昨年、フィルムの一部が見つかった「君と僕」のほか、今井正監督「望楼の決死隊」などの場面を列記していますが、ここでは紹介を省略します。
ちなみに「쾌지나 칭칭나네」の歌詞は、以下の通りです。
하늘에는 별도 총총
쾌지나 칭칭나네
가자 가자 어서 가자
쾌지나 칭칭나네
이수 건너 백로 가자
쾌지나 칭칭나네
시내 강변에 자갈도 많다
쾌지나 칭칭나네
살림살이는 말도 많다
쾌지나 칭칭나네
하늘에다 베틀을 놓고
쾌지나 칭칭나네
잉어 잡아 북을 놓세
쾌지나 칭칭나네
정월이라 대보름날
쾌지나 칭칭나네
팔월이라 추석날은
쾌지나 칭칭나네
세월은 흘러도 설움만 남네
쾌지나 칭칭나네