最終成果とプロセス成果
成果には、企業業績に直結する「最終成果」と、その最終成果を上げるために確実に実施することが求められる「プロセス成果」がある。
例えば、農業で春に田植えをし、水をやり、害虫駆除をし、色々手をかけて、秋に米100俵を収穫した場合、米100俵が最終成果である。
「適切な時期に適切な方法で害虫駆除を完了する」ことがプロセス成果となる。
その仕事の全体を担当していたり、全体を管理している人は最終成果を目標に、その仕事の一部(分担業務)を担当している人はプロセス成果を目標にすることになる。
この最終成果を目標にしたものを業績目標、プロセス成果を目標にしたものを遂行目標という。
今までの失敗例を見ると、「最終成果」のみを成果として捕らえ、俗いう「結果主義」になってしまったというケースが多いようである。
うまく目標管理を運用するためには、成果 を「最終成果」と「プロセス成果」に分けて考え考えることが必要だ。
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