過度の成果主義 | 人事評価のQ&A

過度の成果主義

 

 横の広がりとして、自分の利益、部門の利益、会社の利益、業界の利益、顧客の利益、地域社会の利益が考えられる。

 

 時間軸としては、一回の取引だけ、評価期間として半年・1年、その部署に在任中の期間として3~5年、その会社を退職するまでの期間、退職後も含めて永遠にという期間が考えられる。

 
人事評価のQ&A

 目先の利益や自分・自社だけの利益を考えている企業は、悪徳企業といえよう。

 

 多くの企業の経営理念は「地域式社会の貢献すること」と「永続発展」を掲げている。

 

 しかし、過度の成果主義は「個人の目標達成」または「部門の目標達成」を評価期間の半年から1年の短期間に求める場合が多い。これでは、経営理念の全く逆のことを求めていることになる。

 

 過度の成果主義を改め、早く経営理念に沿った人事制度に見直すことが必要である。