10.あがってしまってうまく話せないのは? | 人事評価のQ&A

10.あがってしまってうまく話せないのは?

 仲間うちで話をしているときは、全く問題ないのですが、お客さんの前や会議の席で話をするときは、上がってしまい、何をいっているのか分からなくなってしまいます。 こんな場合、表現力はどう考えればよいでしょうか。

 
 お客さんと話をしたり、会議で発言することがその人の職務の中に入っており、等級にふさわしい内容の話であれば、当然人事考課の対象になります。
 上がろうが上がらなかろうが、わかりやすく話が出来ないということは、表現力で「C」と判定されます。また、そのことで業務に支障があれば「D」となります。
性格やクセ、資質等は関係ないということです。その業務(この場合はわかりやすく話をすること)を期待通りできるかどうかだけをみます。性格だからしょうがないと言って見逃すわけにはいきません。わかりやすく話が出来るように努力するなり、工夫するなりすることが必要です。


 もし、改善が不可能であったり、身体的な問題がある場合は、はじめからそのような職務を与えないようにするべきです。
 人には性格や身体的なものなどで、向き不向きの仕事があります。
これらの適性は、仕事を与える前に考慮すべきものです。
仕事を与えた以上は、その仕事をどれだけできるかどうかで人事考課を行います。