正統メロ映画の一線を引いた【建築学概論】(이용주監督、名フィルム制作)は
堅実なストーリーと演出、俳優たちの好演で興行に成功した。
特に
宝石のような新鋭の登場で多くの観客のハートを掴んだ。
実際に、missA スジや조정석など【建築学概論】が生んだスターは
その後もブラウン管とスクリーンを行き来し、活発に演技活動中だ。
何より、スジは
“演技ドル”の限界を脱ぎ、
“映画女優”というタイトルを得て、ぱたぱたと飛び立った。
“国民の初恋”に即位したスジは、男性ファンの想いを一身に受け
映画界では
【建築学概論】の最大の恩恵を受ける人物は、『スジ』だと選ばれるほど。
これまで
“演技ドル”の映画デビューは簡単ではなかった。
しかし
【少女時代 ユリ】や【FTisland ホンギ】、【2PM】など
去年だけでも7名のアイドルがスクリーン狩りに乗り出し
昔に比べ、演技ドルたちのスクリーンデビューがだんだんと増えてきている。
それは
スジを映画女優として作った「名フィルム」の選球眼が
映画界の流れを完全に変えたからだと言えるだろう。
「名フィルム」の심재명代表は
スジをキャスティングした当時について
『可能性が見えた。
その時もスジは、“国民の初恋”条件を備えていたし、
清純な外貌と隠された演技の実力などが万遍なく備わっていたスターだった。
女優としての素質が非常に多かった』
と、明かした。