10月度の広布推進会が昨日いわき市小名浜の法船寺で催されました。

写真を取っておけばよかったと後悔していますが、

お寺から眺める台風一過の太平洋の美しさは感動的でした。

 

ご指導の中で広布寺の鈴木信福御尊師のお話が印象に残りました。

 

秋つながりで、白秋の逸話でしたが、

かの有名な大詩人北原白秋が日蓮正宗の信徒だったとは驚きました。

 

 

東京の妙真寺の信徒です。入信のきっかけは、父親の長太郎氏でした。

父親は、失明をきっかけにそれまでの浄土宗と金光教を棄てて入信したのですが、

唱題の功徳で見事に治したという体験を目の当たりにして白秋も入信したんですね。

昭和9年の入信ということは、白秋42歳ころのことでした。

 

白秋は父親の信心に感動して、長歌「信心」を残しています。

全文はリンクを貼っておきますのでそちらで読んでいただければと思いますが、

一部ここに抜粋したいと思います。

 

 

(前略)

かがなべて朝に五千、

午すぎて夕かけて三千、

湯を浴み、御燈明(みあかし)点け、

残りの二千、

一万遍唱え続けて、

真正しくひと日もおちず、

国のため、

祖先(おや)のため、

その子らがため、

わけても子らの子がため、

ただ唱え南無妙法蓮華経

(後略)

 

詳細はこちらのリンクを読んでください。ちなみに、資料を読みますと、

他にもあの坂本龍馬が襲われた寺田屋も日蓮正宗の信徒だったなど

興味深い内容もありました。