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1977年11月26日公開。制作はホリプロ系のホリ企画制作、ブラックジャック配給は東宝。正式な題は『瞳の中の訪問者』。原作漫画「春一番」の映像化だが、患者である千晶を主人公とし、BJは脇役(メインゲスト)である。手塚は原作の絵を意識し過ぎたBJ(白黒の髪、顔半分の青い皮膚)を見て「こんな人間がどこにいる!」と苦情を叫んだという。ブラックジャック DVD併映作は花の高三トリオの卒業コンサートを記録したドキュメンタリー『昌子・淳子・百恵 涙の卒業式~出発~』。後述の本木版と同じくブラックジャック DVD BOX化され、その際にレンタルも実施されている、2012年現在は入手困難。

小森千晶はインターハイを目指してテニスの特訓を続けていた。ドラマ ブラックジャック DVDある日コーチの今岡の打ったボールが千晶の左目に当たった。診察した医師は、回復は絶望だと今岡に言い渡す。千晶は再びテニスを始め、昔と変わらぬ生活を送れるように思えた。ところがある日、周りの人には見えず千晶にだけ見える幻の男が現れる。心配した今岡はブラック・ジャックのもとへ行く。密かに千晶を愛していた今岡は責任を感じ、思案の末、人里離れたブラック・ジャックの家を訪ねる。自分の目を使って欲しいという今岡の言葉に、ブラック・ジャックは手術を引受ける。手術は成功し、キャンパスに戻った千晶を、テニスでペアを組む京子が迎えた。千晶に移植された角膜は、実は今岡がアイ・バンクから盗んだものだった。ドラマ ブラックジャック DVD BOX今岡の調査で、その角膜は湖で殺された若い女性のものであったことがわかる。一方、千晶はいつしか幻の男を恋し始めていた。ある日街角で千晶はその男を見つけ、あとを追う。男は幻ではなく実在していたのだ。殺人容疑で逮捕される今岡、実在する幻の男。千晶をめぐる謎は深まる一方であった。