鶏皮の甘辛炒め+ドイツの遅いブルゴーニュ?? | ワイン通販.COM selected by 大文字屋

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鶏皮の甘辛炒め+ドイツの遅いブルゴーニュ??

昨夜のオクサマとの呑みです。鶏胸肉についてる鶏皮がだいぶ溜まったんで、ここらで食べる?となったんで、合わせやすいワインとアテを作りました。
このワインで使われるブドウの名前を直訳すると遅いブルゴーニュとなります。つまり、晩熟なフランスは、ブルゴーニュのブドウって意味なんです。答えは、ご存知、ピノノワールです。ブルゴーニュもたいがい寒い場所ですが、このワインの産地は、更に寒い、いや、極寒と表現する方がしっくりくる気候です。なので、グラスの色合いは、ご覧の通り。大文字屋がセレクトするワインにしては薄め。しかし、2011年のビンテージなんですが、円熟の極みでした。昨年度あった試飲会での印象だと、注いで即の味わいは、収斂した酸が支配的で、舌の根っこの唾液腺がゆるゆるになる味わいだったんですが、ここへ来て、トゲのあるミネラルが見事にまろやかに成長を遂げ、色合いからは信じられないくらいの柔らかで、豊かな果実味が口腔内に広がっていくんです。これを果皮のタンニンが〆てくれます。当店で1年経過くらいでしょうか、正しい温度管理において、見事な熟成を見せてました。合わせる鶏皮は、裏側の脂を取り去り、別で弱火で熱したフライパンに入れ、ニンニク一欠片を焦がさない様に炒め香りを脂に移したら余分な脂身を取り出して、皮を炒めます。味付けは、豆板醤、キビ砂糖、濃口醤油です。ワインのミネラルと絡む少量の豆板醤。良い仕事してくれます。甘辛に仕上げた鶏皮の香ばしい味わいが、柔らかな果実味のワインの味わいと一体となり、脂の甘さとワインの果実甘さが絡み合うマリアッヂは、キメたった感たっぷりでした。当店で1年以上経過したワインは、こんな感じで味わいをチェックしています。自信の無いワインは、絶対売りたくないからです。
しかし、ドイツの遅いブルゴーニュ、美味かったなぁ^_^




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