今回は、武蔵浦和からスタートして、浦和に向かう途中に、夜になってしまいましたが、ちょっと足を伸ばして「稲荷湯」に立ち寄ってみました。
JR浦和駅の西口から、ロータリーを右に曲がって行くとそこにあります。
ISETANをスルーして、JRの高架を目指して歩く。イトーヨーカドーが見えてきたら左に折れて、セブンイレブン浦和裏門通り店を過ぎると、駐車場の角を左に曲がるとそこに稲荷湯が現れます。
レトロ感あふれる銭湯って、なんか懐かしい感じがします。
稲荷湯に着くと、建物のすぐそばの路地から、ちょっと見え隠れする煙突があります。
目の前には、同じくレトロな感じのレストランもあるから、一緒に覗いてみてもいいかもしれません。
するっと中に入ると、ロビーには古き良き時代の雰囲気が漂っていて、受付はフロント式だからすぐにわかります。
脱衣場に入ると、天井が高くて、なんか気持ちが広がる感じがします。
浴室に入ると、目の前には青磁のタイルに熱帯魚のレリーフがあります。
男女の浴室の間には濃紺の鏡に鶴と裸婦の絵が描かれています。床と浴槽の立ち上がりには大理石が使われていて、かつては、豪華な感じだったのでしょう。
まずは、右手には深湯と座り風呂、左手にはジェット付きの浅湯があります。温まったら、個室に移動しよう。中には、一人用の小さな檜風呂があって、檜の香りが漂っていてすごくリラックスできます。
稲荷湯は天然井戸水を使ってお湯を沸かしているから、お湯が柔らかくて、檜の香りが溶け出して、なんとも言えない感触があります。湯温もちょうどいいから、長く入っていても気持ちいいでしょう。
檜風呂でしっかりと温まったら、浴室入口の近くにある水風呂にも入れます。ここは天然井戸水が常温で出ていて、水温は25℃前後で、ちょっと冷たい感じがするけど、ぬるめの檜風呂からの温冷交互浴としては、この水温がちょうどいいのかもしれません。
本日もありがとうございました。