SmileSound サウンドフロー最終!
悪戦苦闘を続けてきた SmileSound のサウンドフロー編集も、今回で一区切りに!
これまで段階的に調整を行ってきたが、結局目指していたのは
「超低速域のタイミング」と「中高速域のタイミング」のバランスをどのようにとるのか?」
という点。
これまでの流れを再整理すると↓のようなトライ&エラーでした。
Step1:オリジナル状態
・よく出来ている。音をつけたい!という点であれば十分!
・とはいえ、加速/減速で音量差なしが気になる
・ドラフト音と動輪動作にズレがある
・特に低速域で周期の違和感が大きい
Step2:減速判定の導入
減速時専用の音量ファイルを用意し、サウンドフロー側で加減速判定を実装。
減速時は小音量ドラフト再生とすることで、走行感は大きく改善した。
完全絶気=無音状態の再現も考えてはみたが、サウンドフローファイルの上限(128アイテム=128指令という上限設定あり)があるため、ここは断念。
Step3:STMSパラメータ調整
次にSTMS多点化による精密同期をトライ。しかし、いろいろと課題があり、
・調整点の増加 = フローファイルの上限制限
・調整難易度 = 超低速<>低速<>中速<>… という各ステップの切り替えタイミングでのドラフト音間隔のずれを違和感のないレベルまで調整するのは困難
ということで、ある程度まで追い込めたものの採用は断念。
Step4:超低速域の固定周期化
そこで発想を「えいっ!」と転換。
超低速域では STMS を参照せず、ドラフト間隔を固定値とする方式へ変更した。
■ 始動直後4拍
STMS1:1200
STMS2:1200
最初の4拍は1200ms間隔で一定周期で安定再生。
つまり、動輪1回転で4800ms=4.8秒。
計算すると約4.12km/h相当の速度で走行を開始する状態を再現できる。
■ 4拍後の設定
ここからはSTMSの機能を使用して、モータ回転状況に応じてドラフト音間隔を自動調整してもらうことに。
4拍の再生が終了した段階で、STMSを以下のように設定しなおし。
STMS1:1000 > 約5km/h相当
STMS2:80 > 80 × 4 = 320ms/回転 → 約62km/h相当
おまけ:停止時および再始動処理
こまかな点の補足ではあるが、始動時の“固定周期ドラフト音設定”は、始動時だけでなく、
停止 → 再始動後も必ず同じフローを通るようサウンドフローファイルを再設計した。
・再始動時は必ず“4拍固定”から開始
というフローを追加して、再始動時も安定して、慎重さの漂うゆっくりとしたドラフト音の再現を行えた。
最後に
大分時間がかかってしまった SmileDecoder のサウンドフローのトライ。
100点満点とは言えないものの、それなりの設定ができた(と思うことにする)。
ESUなどSmileSoundに比べて高性能かつ倍以上のコストのかかるデコーダを使用すれば、完成度の高いサウンド表現もできるようではある。
完成度を高める!ということだけを目的とするのであればESU一択かもしれないが、自分の場合は
・初めてトライするSmileSoundを理解すること
・少しでもうまく工作すること
・できるように勉強すること自体が目的
まだまだ完璧な理解には至っていないものの、今回の調整は一旦ここまでとしようと思う。
しばらく停滞してしまっている本体の加工作業を再開し、出来たら暖かくなるころまでには走行できる状態まで持っていきたい。
その後は、
・中古D51の再生+DCC化
・こっそり購入済みのC62のディテールアップとDCC化
・中古で購入のラインゴルト客車のDCC室内灯化
やりたいと思っていることはいっぱい。
問題は時間とやる気。
ぼちぼち頑張っていこう。






















