前回の「トツカノツルギ」の違う角度の話
神器の「ツルギ」と言えば、石上神宮の御神体の「七支刀」なんかを思い出す筆者はだいぶオタクだと思います。
石上神宮は別名「布留社」といい、祀られる神様は「布都御魂大神」で石上神宮の御神体のフツノミタマノツルギに宿る神名です。石上神宮には、ズラズラズラとツルギに関係する神様が祀られており、調べると面白いです。
フツノミタマの「フツ」は、断ち切るなどの意味があります。言霊の解釈と同じです。
ツルギを振る(布留)う、と言う意味のある神宮。
この判断力は、杖にも例えられます。
禅の無門関の例えが適切です。
無門関 四十四則 芭蕉拄杖
無門曰く
扶(たす)かっては断橋(だんきょう)の
水を過ぎ
伴(ともの)うては無月(むげつ)の村に帰る
この判断力を持ってすれば、たとえ月のない夜でも橋のない川でさえも渡って村に帰ることができる…。なんともすごいアイテムです。しかも、これが人間には生来備わっている判断力だと言うのですから!人生の苦境を超えて行く力は、人間に備わっている、と言うこと。
人間の判断力が、見ている世界の切り口を変化させて、今まで見ていなかったものを見せてくれると言うことの小さくて大きな証明のショート動画。1分くらい。
数年前に書いたヤツカノツルギの記事。試行錯誤してるなあ〜
やつかはぎ
あらきみたまの
しずまりて
いずれいやさか
いのまのはえる
お粗末です
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