言霊学で教える「ツルギ」のお話です
三種の神器のツルギとは?
私たちは、ものを見たり、聞いたり、知ったものを瞬時に判断して決定して日々の暮らしを送っています。あまり意識してないけどね〜
…例えば…
お魚を三枚におろすように「モノコトを切り分けて」います。
これは魚だ、包丁だ、切り身だ、お皿だ、料理だ、というのも
目の前のデキゴトを、魚:包丁:お皿、切り身という風に切り分けているということ。
その切り分けることを判断力といい、神道では「剣」という器物で表します。三種の神器の「ツルギ」は、判断力を表象したもの───切り分ける力だから剣なんだな、と思うと、とてもいい例えだと言えます。
そして、言霊学では、人間の判断力は三つあるとして
ヤツカノツルギ 八
ココノツカノツルギ 九
トツカノツルギ 十
という風に分類しています。
そして、人間の精神がモノゴトをヤツカで判断するか、ココノツカで判断するか、トツカで判断するかで、モノゴトを観る切り口も変わっていきます。まさしく、切り口が!
この、八か九か十かというのは、五十音図を見るとわかります。
五十音図の、アからワまでの十を使った判断力がトツカノツルギです。十全とかいいますが、これが人間精神の最高の判断力です。
そして、今人々が使っている判断力はアとワを抜かした八つの、ヤツカノツルギです。
八ということは、主体のア、客体のワを抜かした判断力で、島田先生は、今の世界はこの八つだけで暴走している状態と書いていました。主体と客体が無い、ということはどういうことなのか???ですよね。。。
八つは、現象です。アとワのない現象だけが暴走している。現象だけを見て、原因アと結果ワを観ない。今の世界を作っている精神状態です。心を見ない、ということがこういう世界を作るのか…と、思うと空恐ろしくなります。
全ての現象の前には心の動きがあります。
政治も経済も社会も国も、それを作っているのは人間の心です。
それを理解することから始まります。
今日はここまで〜
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