古事記の、言霊ネタです()
「みとのまぐはい」万葉仮名では「御門之麻具波肥」「美斗能麻具波比」と書きます。これを言霊的に解釈───
イエイエ、男女のチョメチョメの話ではありませんから。
まず「みと」ですが「ミ」は、八父韻の内のひとつです。
「ミ」の神名は「妹活杙神」いもいくくひのかみ
言霊「ミ」をどう読むかで「まぐわい」の意味も変わってくると思いました。
ミ =>身:実:美:御:etc…ミという言霊は、物事が現象化として結ばれていく先にあるもの……???な、感じ?
あるいは「ミ」を「祇」の漢字に当てると、祇は「神霊」の意味にもなるので、「ミ」すなわち「言霊」と捉えることもできます。ならば「みと」は、言霊の戸、言霊の門、とも言える。現象になって行く過程の「ミ」なるものの「門」
つまり、言霊の門に立ち、これから子音が生まれる、ということを「まぐはい」で表しているのだ、と、する。
父韻は八つ
チ:イ:キ:ミ:シ:リ:ヒ:ニ
これ、ホツマ文字で書くとよくわかるのですが
ここではアルファベットを使います
T:Y:K:M:S:R:H:N
これに、母音 ア:イ:ウ:エ:オ
A:I:U:E:O
を付けると
TA:YA:KA:MA:SA:RA:HA:NA〜略
イザナギとイザナミが「なりなりてなりあまるところ」と「なりなりてなりあわざるところ」と、秘め事をおしゃべりするのは、
鳴り響く言霊の、鳴り余るところ、父韻と、鳴り合わないところ、母音を合わせて、子音を産みましょう、と、男女のまぐわいに準えて説明しているのです。
さらに。
母音を前にして、父韻を後にすると、つまり先にイザナミが先に声をかけてしまうと……
AT:AY:AK:AM:AS:AR:AH:AN〜
という風に、音になりません。なので、音にならない不完全なもの(ヒルコ)として、流してしまいます。
これが、言霊学の「みとのまぐはい」の説明です。
言霊学を学ぶのは、手探りで霧の山を行くような気分です
いにしえの
かげささやきて
ここになと
ときは名枯れり
おもひもせずと
お粗末です
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