今回は、言霊学的な古事記解釈として

古事記の神代記の禊祓いの記述をば…あの

イザナギの大神が禊祓いをするシーンですね!

右目を洗うとアマテラス

左目を洗うとツクヨミって

あのシーンのお話です

聞いってってね〜

 

古事記:神代記〜禊祓いの項〜

左の御目を洗ひたまふ時に成りませる神の名は、天照大神。次に右の御目を洗ひたまふ時になりませる神の名は、月読命。次に…

 

と、続いていきます。

ここで、日本語(やまとことば)の「左」「右」について考えたいと思います。

 

・ひだり

「日足り」日、すなわち霊(ヒ)が足りる。「たる」は足る、垂る、樽など何か溜まっている様子です。

身体の左側に何がある?…心臓です。心臓は、真我の座(フリダヤ)とも云われます。話は飛びますが、ネイティブアメリカンのホピ族のシンボル「丸十字」は太陽を表すそうです。その十字は、心臓の四つの部屋でもあるとか…

日、太陽なので、天照大神。

左目を洗い、成る神とは、鳴る神、天照大神。

言霊として天照大神が鳴りませる。

 

では右はなんでしょう?

 

・みぎ

「身切り」身が切れていく姿のものがあります。何か?月です。日々、空の上に浮かぶ月は、身が切れたり膨らんだりします。月は右側です。なので、鳴る神は月読命。

月は太陽の反射で輝きます。月光では、世界は朧な姿でしか認識できません。言霊学では、言霊「オ」のシンボルが月です。日光に比べて暗く、おぼろにしか真実がわかりません。学問知識、概念の世界は、所詮そんなもんです。哲学:宗教の世界もこれに入ります。真実はおぼろにしか伝わらない。だから「言説不可得」「不立文字」なのです(前回の記事)

線香花火のように心もとない…

 

 

 

これが、言霊学で教えるところの古事記:禊祓いの項目の事柄ですが、これだけでは言葉を説明しただけになります。心の中での精査はこのあと。内面に照らし合わせて、このことを確認する。

 

なので、何度も書きますけれども、古事記:神代記は、歴史ではありません。

人間の内面を指し示すために、太安万侶が神名を駆使して書き残したのです。「小門の阿波岐原」(イザナギ大神が禊祓いをした場所)を地上でいくら探してもありません。それは心の中にあります。

 

日本語の貴重さに気づいたなら、どうか、このことを自分の内面で確認する作業をしてください。

それが、この国が目覚めて行くための鍵です。

 

 

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