NHKのBS2で午後の1時から映画を放送してるのは御存じですか?


国会中継や大相撲がある時は、なくなっちゃうんですけど。


今週は、なんと、ダグラス・サーク監督の作品を放送してくれるようです。


この監督は、ドイツ出身の方ですが(ただ両親はデンマーク人だとか)、ナチスを逃れてハリウッドにわたり、1950年代に活躍した監督です。


昨日は、ラナ・ターナー主演の「悲しみは空の彼方に」でした。


映画大好きだという団塊世代の方なら、ラナ・ターナーを御存じだと思います。

綺麗な女優さんでした。

ただ不幸なことに、女優としての評価より、スキャンダルが多い女優さんというイメージが残ってるのも確かだと思います。

自分の娘が、自分の愛人を殺したという、不幸な事件がありました。


「悲しみは空の彼方に」は、その事件の後に作られたのか(はっきりわかりませんが)、母と娘との関係を描いた、なかなか見応えのある作品だといえます。


1950年代のハリウッド映画というのは、どこもかしこもきっちりした、たとえB級作品と言われるものでも、贅沢にお金が使われていて、画面的には見応え充分だと思います。


映画が隆盛を誇っていた時代です。

美男美女が揃えば、メロドラマが何本も作られました。


ダグラス・サーク監督はその手の作品を何本か残してます。

手堅い演出で、どの作品も、私には満足のいくものです。


時代が変わって、男女の関係も変わってきてるわけですが、半世紀以上も前の人間模様を垣間見ることが出来るのは、なかなか乙なものです。


今日の放送は「天はすべて許し給う」です。ジェーン・ワイマン主演。彼女は「子鹿物語」でグレゴリー・ペックの奥さんだった人です。それと、ロナルド・レーガン元大統領の最初の奥さんでもありました。


明日以降も放送があります。


良かったら、ぜひ、観てみてください。

今回は、昨年の11月に私がうけた、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)について書いてみます。


入院は3泊4日でした。

術後の出血がなければ、2泊3日で帰る予定でしたが、1日延びた。


最初に膀胱がんと診断した病院では10日間の入院と言ってましたので、この差は何なんでしょうね?


でも、入院は短ければ短いほど、良いですよ。

長く入院してれば寝てる時間が長くなりますので、それはけっして良くないと思います。



手術の前日。


夕食まで普通食。お風呂も入りました。

寝る前に下剤を内服。(アローゼン 0,5グラム2包)


手術当日。


朝食はもちろんないです。


排便の確認。アローゼンは漢方系の薬ということで、ゆっくりじわっと効いた気がします。

良い感じで排便があったのですが、でも、私の体内にはまだ残っているような気がしたので、その旨訴えると、浣腸となりました。


実は、浣腸が恥ずかしいので、排便はあったものの、どうしたものか、ひとりもんもんしてたんです。

でも、考えたら、術後に排便がすぐにあっては困るわけで、しかも、私の場合、お腹はストレスに弱く、調子を崩しやすいので、そういうことを考えると、浣腸はしっかりしてもらって、とにかくお腹の中は空っぽにすることが重要なんだと、後で自分でそう思いました。


血圧の薬(アムロジン)は通常通り、少量の水で服用。


朝から点滴始まる。


手術は、腰椎麻酔で行われます。下半身麻酔です。背中の腰のあたりに麻酔をうたれますが、ものすごく痛いとかではありませんでした。これは、私の想像内でした。


手術中は、先生方の話声が聞こえますので、そういうのが嫌な方は耳栓でもした方がよいかもしれません。

手術そのものは2~30分でした。

手術室に入って、出るまでに約1時間です。


病室に戻って、だんだんと麻酔が切れて来ます。

ここからは、さすがにちょっときつい。


2時間は起き上がらず安静という指示。

2時間過ぎれば、寝たままですが、食事もとれます。


私は、午後手術を受けたので、夕飯におにぎりがでました。

ひとりで寝たままで食べられるように、おにぎりということでした。

夕飯の時間には、さすがにまだ痛みがひどくて食べられませんでしたが、夜半にいただきました。

とにかく、早く回復したいという思いです。


痛みどめの座薬を1回いれてもらいましたが、痛みは治まらず、その後、痛み止めの点滴をしてもらい、それでだいぶ楽になりました。痛みどめは、あまり無理せず、やってもらった方がいかもです。私、最初、我慢しすぎた。



翌日。


朝の回診時に血尿がおさまってないので、退院はダメと。

導尿管が嫌で、とってほしいと訴えたが、これもダメ。(入院中はとってくれないんだ・・・きっと)


午後に点滴はとれる。痛みは、我慢できるレベルになる。

暇・・・。

私は、普段から腰痛持ちなので、寝てると後が困るから、起きて散歩した。

導尿管つけたまま。

途中、看護師に、あまり無理するなと。


食事は普通食。出されたものをしっかり食べた。

水分は多めに取るよう指示がある。ペットボトルの飲料水を用意しといたほうが良いです。


術後2日目。


朝食は、気分がすぐれず食べられなかった。

尿の管が、もう嫌で嫌で、私的に限界(笑)


朝の回診で、退院許可出る。このとき、尿の管を抜いてくれる。

ちなみに、管を抜いた後の、最初の排尿は、う~ん、なんとか我慢できるレベルです。


後は、看護師さんが退院指導箋の説明にきてくれ、そのまま退院となる。


医師との面談はなし。

投薬とかも、とくになし。

退院指導箋に書いてあったのは、飲水を多めにとる、いきみすぎない、アルコールは控え、長時間入浴を避ける。


以上でした。

昨日、息子の引っ越しの手伝いに行った、夫が帰ってきました。


アホ息子は、私ら夫婦が考えた以上の、大アホ息子だったことが、夫にもよくわかったようです。


・・・・・・言いたいことはいっぱいあるのですが、手を出さなかったので、今回、私は、がまんしてます(笑)



それから、今日は、わたしの母から、3回電話がありました。


1回目。

「うまいもんを食べすぎてるのがよくないんだ」とのこと。


2回目。

「運動はしてるのか?」って。


3回目。

「歩け」だって。


昨日持ってった炊き込みご飯がおいしかったとかで、いつもあんなのを食べてるのがよくないんだということらしい。


とにかく、太ってるのがよくないって言われた。


私。

「はいはい、そうね、わかりました」



ウウウウ・・・うちにいても、ストレスのたまることばかりだ~むっ