本日。
YouTubeの「演ミュ!!」チャンネルにて、ミュージカル『エリザベート』の中の楽曲「夜のボート」を解説&歌のレクチャーをしている動画・第2回をアップしました!!
今まで、動画の配信をやったことはほとんどありませんでしたが、4月からのステイホームの期間を使って、思い切って自分で撮影して、編集して……。
これが実際にやってみると、普段何気なく観ていたYouTubeの動画にも、いろんな発見があることに気づくんですね。
◆サムネイル画像ひとつ作るのにも、試行錯誤……!!
◆タイトルはちょっとダサいけど……(笑)
◆「夜のボート」に隠された真実+歌のレクチャー
◆その一歩を踏み出せば、新たなゴールは現れる
◆そして、次なるエンターテイメントの世界へ
とにかく、毎回が思考錯誤。
撮影や編集の技術だけでなく、例えば、話す内容をどこまで決めておくべきか……ガッチリと原稿をまとめて読むのか、それともなんとなくの流れだけを決めるだけで自由に喋る方がいいのか。
そして毎回悩むのは、動画の「タイトル」と「サムネイル」。
サムネイルとは、動画紹介のインデックスに使われている画像のこと。
このような、動画を紹介する際などに小さく縮小して貼り付ける画像のことを「サムネイル」というのですが。
元々「サムネイル」とは、英語の「thumbnail」、つまり「親指(thumb)の爪(nail)」のこと。
縮小した画像を、親指の爪にたとえて名付けられた言葉です。
普段、何気なく目にしているこうしたものも、自分が実際に作るとなると、突然気になり出すんですね。
それで自分が作ったものと世間に流れているものと比較してみると、いかにインターネット上に無数に存在するサムネイル画像の数々が「よくできているか」を思い知らされます(汗)
小さなスペースに込められたメッセージ、デザイン性、俳句のように最小限の文字数で表現された動画のタイトル。
実際にやってみると、アイデアが思いつかない、文章をまとめられない、デザインが気に食わない……思い通りのものを作るって、本当に大変。
この世界に溢れかえっている「何気ないもの」の一つ一つにも、実際こんなにも労力や技術力というエネルギーが注ぎ込まれているんだと考えると、この世界全体では、一体どれだけのエネルギーの塊になるんだろうと、そのスケールの大きさに目が眩みそうになります。
今回アップした動画には、
「♪夜のボート 孤独の果てに見つけた真実とは…?」
というタイトルをつけてみました。
う〜ん、本当は、動画の内容を伝えるのにもっと適した言葉があるはずなんですけれども、今の僕にはこれが精一杯……。
まぁ、タイトルやサムネイルについてはまだまだ初心者だと思って、勉強を続けていきたいと思っています(笑)
タイトルはちょっとダサいかもしれませんけれども、内容については、自信を持ってオススメです!!
ぜひとも、多くの方々にこの動画が届いて、新しい発見や楽しみと出会っていただけたらと願っています。
(※このタイトル、やっぱり気に入らなかったので、新たに「ズバリ!! この歌の "答え" はコレだ!!」に変更(5月19日)しました。)
さて。
今回は「夜のボート」の第2回。
この歌の根底にあるテーマを掘り起こし、その上で、ご自宅でも練習できる歌のレクチャーもお話ししています。
※新型コロナウィルスの影響による、今後のいわゆる「新しい生活様式」では、発声を伴うイベントは引き続き自粛となるようです。
ぜひ、引き続きお家で練習しましょうね!!
前回の動画では、
「『夜のボート』は、単なる "すれ違い" の歌ではない」
という結論だけをお伝えしていましたが、今回はその結論に至った音楽的な理由を例に、
「すれ違いの歌ではないのなら、一体、何を歌った歌なのか??」
を明らかにしています!!
↑今回は、実際に楽譜を使って検証しています。
楽譜を使ってご紹介する「音楽的な理由」。
こうしてきちんと曲の構成から整理していくと、
「1曲の中で、スタートからゴールに向かって二人の心境がどう変化しているか?」
がとてもよく分かると思います。
↑まずは、ご存知「夜のボート」という曲がどんな構成になっているかを解説。
↑シシィとフランツ・ヨーゼフのデュエットを分解していくと、二人の心境がどう変化していくのかがよく分かる!!
この分析によって、「夜のボート」が本当に表現しようとしていた "あるテーマ” が浮き彫りになっていきます!!
2隻のボートは、それぞれのゴールを目指しながら、実はある別の "第3の岸辺” へと、共に向かっているのです。
↑「夜のボート」で二人が向かう「真実のゴール」は、人生の普遍的なテーマとも言える場所。
そして、それこそが『エリザベート』という作品自体が観客に語らんとしていることなのです!!
こうして手に入れた "テーマ" を元に、後半の「ワンポイント・アドバイス」では、歌の技術的なアドバイスについてお話ししています。
↑テロップや画像で、なるべく分かりやすくお伝えできるようにしています。
↑「夜のボート」が、これほどまでにゆったりとした曲であることにも、内面的・演劇的な "理由" があるのです!!
↑ゆったり、ゆっくりの曲だからと言って、その曲調に騙されてはいけません!!
実は意外にも、ピリリとした緊張感のあるナンバーなのです。
↑ミュージカル・ナンバーとは、演劇であり、ドラマです。
そしてドラマには必ず「相手」がいます。
それを想像することで、またひとつ、技術的にもレベルアップできます!!
ちなみに……
自宅の練習用に、今、こんなものも発売されているんですね!!
メガホンを逆さにしたような、この商品。
ラッパの大きく開いた方を口に当てれば、全力熱唱しても大丈夫なんだそうです。
しかも、そこから伸びているワイヤーの先っぽは、イヤホンになっていて、耳に装着すれば自分の声をちゃんと聞きながら練習できるのだとか……。
やっぱり、お家で歌いたいと思ってる人、いっぱいいるってことですね!!
まだ始めたばかりで、動画配信については初心者ではありますが。
とにかく実際にやってみると、思ってもいなかったところに発見があったり、難しさや課題があったり。
この機会に、やってみて本当に良かったと思っています。
旅をすることで問題から目を背け続けていたシシィは、「夜のボート」でついにフランツ・ヨーゼフと向き合います。
その結果……二人は、それまでの "すれ違い" ではない、もう一つの ”岸辺” を発見します。
そのゴールは、決して「それぞれのゴール」ではなく、「同じゴール」なのだと知るのでしょう。
二人はすれ違って離れ離れになるのではなく、もっと深いところで「同じゴールで寄り添う」ことができる。
「夜のボート」とは、ちょっぴり切ないながらも、実は二人の "ハッピーエンディング"を迎える曲なのです。
それもこれも、踏み出せなかった一歩を踏み出したから見つけられた "第3のゴール" です。
普段、嫌だなぁと思って逃げていたことや、やりたいと思っていたけれどあれこれ理由をつけて結局先延ばしにしていたことがあるのなら、この機会に、その一歩を踏み出してみるのも悪くないかもしれません。
僕はこうした新しい発信方法で、今まで続けてきたエンターテイメントの活動を続ける事ができていると思っています。
舞台の上で演じるのとは違いますが、これもエンタメ活動の一つであることに間違いありません。
そして、エンタメは、見てくださるお客様がいて初めて完成する世界です。
心を込めて作り上げた僕の動画も、ぜひ皆様にご覧いただきたいです。
できることなら、一人でも多くの方に見ていただけたらと思っています。
そこで、このブログを読んでくださっている皆様……。
こうした内容にご興味がある方が身近にいらしたら、ぜひ、情報をシェアしてあげてください。
SNSなどを発信されている方がいらしたら、簡単で構いません、一言でも、この活動の情報に触れてシェアしてくださったら、とても嬉しいです。
皆様、お力をお貸しください。
よろしくお願いします!!
◆「夜のボート」カラオケ
◆開催日:
※新型コロナウィルスの影響により、4月のレッスンは中止となりました。
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