アマプラ。全8エピソード。

 

 

出生時にコンパウンドVを打たれたマリーは、突如現れた能力で誤って両親を殺してしまう。施設で育ち、超能力を持つ者だけが入学できるゴドルキン大学で学ぶことになる。犯罪対策学部専攻を希望するが許されず、教授が殺害される現場に出くわす。犯人であるルークはセブン入り確実と言われていたが、事件直後に謎の言葉を残し自殺する。実は大学の地下には秘密研究施設が…。

 

 

と言うわけで脅威の吸引力を持つ第一話なので当然一気見。ザ・ボーイズのスピンオフドラマで、時系列で言うとシーズン3とシーズン4の間。ザ・ボーイズが裏マーベルならこっちはX-MENの恵まれしやんちゃモノたちの学園かな。基本シリアスではある。

 

 

メインの学生たちはマリー、ルームメイトのエマ、ルークの弟サム、ルークの親友アンドレ、ルークの恋人ケイト、学部長の助手ジョーダン。私はみんな好きだけど特にジョーダンが好きかな。男子にも女子にもなれるんだよね。

 

 

 

それぞれの能力やトラウマ、大学の作られた目的などをサムの捜索を巡って小出しに説明していくつくりになってる。若さゆえピュアで素直で軽率な登場人物たちが残酷でヘビーな状況に放り込まれ、それでも頑張る姿に目が離せない。

 

 

能力的には破壊力ではサム、

 

 

ひとのメンタルを操作できるケイトがいちばん強いんかな。

 

 

パトシュワくんがルークを演じている。パパほどマッチョじゃないのが役を選ばないし、だいぶ演技が安定してきたな。

 

 

毎回エンディングテーマが変わるのも面白い。 Yeah Yeah YeahsのHeads Will Rollでヒャッハーってなったね。

 

 

古い曲も新しい曲も挿入歌として楽しめる。ニューマンがしゃしゃってくるほかザ・ボーイズ出演メンバーがカメオで出てくる。本編を観なくても楽しめるつくりがさすがだし、なんならこっちのほうが好きな人もいそう。

 

 

が、S2撮影が4月から予定されていたが、3月にアンドレ役のChance Perdomo氏が事故で亡くなり、製作無期限延期となってしまった。RIP。彼は主人公のひとりなので脚本書き直し必須だろうし…面白いドラマだっただけに残念すぎる。