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フランス。仮釈放されたサミールは顔馴染みのチンピラに追い回され、相手を殺してしまう。5年後、タイ東部海岸沿いの村に居着いたサミールはサムと名を変え、妊娠中の妻と娘ダヤとともに静かに暮らしていたが…。

 

 

リベンジアクション。脳筋映画。夜勤明けのため「関心領域」は寝るに決まってるのでノーマークの今作に。フランス人監督だが、舞台はほぼタイのビーチ。未体験ゾーンよりちょっと格上って感じかな。ファランは「よそ者」とか「外国人」の意味らしいよ。

 

 

逃亡の果て、愛する家族のために朝は海に出て昼はホテル宿泊者の送迎、夜は賭け試合…と黙々と仕事をするサム。妻の夢を叶えるべく、サムはサミール時代を知る闇商人の仕事を引き受けてしまう。

 

 

タイのビーチが綺麗だし、物語はシンプルで分かりやすくバイオレンス満載でスカッとする。向かってくる敵を徹底的に殴り、蹴り、切り付け、投げ飛ばし、とどめを刺す。女性や子供には紳士的。本人は不死身。身体つきも良ければ顔も良い。

 

 

果たしてサムの望みは果たされるのか? 共演に女神の継承のひとやオンリーゴッドのひとが出演。サミールの役の人はナシム・リエス、ザビエ・ジャン監督のサメ映画「セーヌ川の水面の下で」のほうにも出てます。キックボクシングの大会で優勝した経験もあるホンモノてす。顔も佇まいも好みでした。ポワーン。