ネトフリ。

 

 

アメリカ・フロリダ。ライザは仕事が続かず、娘フィービーと二人暮らし。フィービーはてんかん持ちだったがいずれ高額な費用のかかる手術が必要だった。ライラは一念発起、バーで会った男ピートに連絡を取って仕事を得ようとするが

 

 

依存性の高い鎮痛薬の処方を売り込むスタートアップ企業ザナ製薬に採用された人生崖っぷちシングルマザーが経済的成功を得るために、場数を踏み、機転を効かせてライバル企業の営業を蹴り出していく。その姿が痛快。

 

 

プログラムという名の接待、キックバック、枕営業なんでもあり。ザナ製薬はさらに売り上げを伸ばすため本来がん患者の末期に処方されるべき鎮痛剤をそれ以外に処方させる営業へと転換。もちろん依存性があるため、副作用が現れる患者も出てくる。

 

 

これねぇ、薬価や健康保険の話でもあるよね(あちらは医療費や薬が高い)。実際にオピオイド関連死亡率が相対的に高かった州は東海岸・ラストベルトだそうだ。痛みを訴える肉体労働者が多いのか。末期癌とまったく違うし、無限お客様製造機に近いな。

 

 

元ネタになったオピオイド系鎮痛剤サブシスを販売したインシス・セラピューティクス社は、起訴され、数億ドルを支払うことになり、2019年に経営破綻している。アンディ・ガルシアが演じた人物のモデルは創始者ジョン・カプール氏と思われる(↓)。

 

 

本編では逆転負けのダメージを最小限にすべく、冷静に状況を読んだライザ役のエミリー・ブラントが美しく頭の回転が速い強い母を好演。家族の絆を強調した作りとなっている。

 

 

ただ実話ベースの映画としてはコメディやサクセスストーリーとして捉えるのが微妙な案件でもある。作風が軽めだからか、トマトやIMDbとかでは微妙な評価なのかも。

 

 

娘フィービーはD&Dのクロエ・コールマンだな。彼女も良かった。クリエバはうーん、キャプテンアメリカのイメージはそう簡単には拭えないよね。ひっそり応援してます。なんにしてもロキソニン1錠11円の国に住んでいることのありがたさよ。