回心(変容)の瞬間(再掲) | 太陽の船に乗る

太陽の船に乗る

ディオニュソスの白夜をゆく

(建築家・内藤廣氏企画設計による、渋谷駅前再開発進行中の一部)

 

 

 

 脳は進化してきた。それは「進化」してきたので、その作用の中に「時間」を含んでいる。時間が脳の働きの1部になっている。

 


 脳が時間なしに働くことができないのに対し、霊は時間なしで働く。ーーそれは、神が人間の内にいること、そして脳が完全に静まっていて時間に囚われていない時にのみ、神が働くことができるということを意味している。



 脳は進化すると、なぜ時間を必要とし、さらには時間を根底にして生きようとするようになるのだろうか。ーーそれは、われわれにビジネスや政治が重要になり、個人よりも社会が優先されるようになるからである。個人を生かすための社会ではなく、社会のための個人として、人間の生き方を考えるようになるからである。



 それらの構造の総体が完全に見えた、その瞬間に、脳は時間の外に出る! 

 ここで「時の断層」が生まれる!

 

 それは回心の瞬間である。